2013
05/05
日

2011年12月登場のホンダN-BOXカスタム。この手の売れ筋であるタントカスタム同様、ベースモデルのN-BOXにエアロパーツや専用フロントデザインで、アルミホイール等でカスタムし、外観を精悍に仕立てたモデルだ。N-BOXカスタムはノーマルモデルとはあきらかに異なるヘッドライト、専用グリル、大型メッキパーツなど迫力満点のフロントデザインが特徴である。これに加えてノーマル同様広々とした室内を兼ね備えるオールラウンダーといったところだ。

ノーマルとの一番の違いはそのフロント。オーソドックスだったヘッドライトは、ディスチャージヘッドランプを埋め込んだ立体的で生き物感のあるデザインとなり、メッキガーニッシュがそれを強調させている。ホンダのミニバンである、ステップワゴンやエリシオンを連想させるデザインだ。

右側からポジションランプ、ディスチャージ仕様のLOW、HIランプと続き、斜め方向にアクセサリーLED、その下がウィンカーである。

サイドから。ドアノブはメッキ仕様。

アルミホイールを標準装備。

ターボグレードでは専用デザインのアルミホイールとなる。

リアもメッキパーツを使い、ノーマルとは違うコンビランプを使っている。

搭載されたエンジンは新開発の3気筒NAとターボ。これにホンダ初のCVTを組み合わせ駆動方式はFFか4WDとなっている。ノーマルタイプと同じくVSAを標準装備している。ここで注目したいのはターボ仕様。同社のV6エンジンに採用されているハイドロリック・ラッシュアジャスターを使い、低燃費化や高出力化、静粛性を実現している。特に2600回転で最大トルク10.6kgを発生する点は街乗りで非常に使いやすい。

インパネ。

ターボ仕様はパドルシフトが付く。クルーズコントロールは標準装備。

スピードメーター。自発光式で非常に見やすい。

フロントシートはベンチシートタイプ。カスタム専用のブラックシート表皮。

リアシート。スライド機構付き。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
N BOXカスタムはホンダが軽で勝負を仕掛けたN BOXのスポーティー仕様だ。特にターボモデルはそれに磨きがかかり、1トン近くもあるボディをもろともしない走りを提供してくれるだろう。下記リンクはターボ仕様の加速動画だが、これだけ加速出来れば高速道路でも問題ないと思う。なお、CVTにより100km時の巡航速度は2800回転前後だ。
背の高い軽を探している人で、オーソドックスよりも個性の光るカスタム仕様を探している人にオススメしたい1台である。値段はノーマルタイプよりもはるが、間違いなく満足できる1台だろう。
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