fc2ブログ
軽自動車マニア

Welcome to my blog!

【2代目・前期型】日産 モコ(MG22S型)

2021/10/19
モコ 0
(トール)ワゴンタイプ 女性向け
モコは日産のワゴン型軽自動車。スズキのMRワゴンのOEMモデルである。ここでは2代目のMG22S型の2006年2月~2009年5月までを前期とし、これをを扱う。

MG22S_first (11)
画像参照元:Goo-net




概要


2006年2月にフルモデルチェンジを行った2代目モコ。

先代と同じくスズキからのOEM供給を受けての販売となり、初代モコではグリルのみの変更点だったが、この2代目モコではグリルに加えてヘッドライトとバンパーも専用品となり明確な差別化がなされた。さらに内装もスズキ版とは異なる日産専用内装を設定し、上級なイメージとしているのが特徴だ。

エクステリアは日産らしさを強調しつつもスタイリッシュさも追求。加えて可愛らしいさもプラスするなどOEMモデルでありながら手が込んだフロントグリル、バンパーにフォグランプ、ヘッドライトもMRワゴンとは異なる専用品が与えられる。フロント以外では躍動感あるウエストラインにエモーショナルなボディサイドの造形、幅広感を演出するウインドウグラフィックスとリヤコンビネーションランプなど先代よりもエクステリアにこだわりがプラスされている。

インテリアでもおしゃれで居心地のいい空間をテーマに2色のインテリアカラー、大型スピードメーターにシフトポジションをメーター中央部に配置、操作しやすいインパネシフトの採用やモコのロゴ入りシート表皮&ドアトリムなどインテリアでも質感の向上とスズキとの差別化がなされている。

便利装備としてはリアシートにシートスライド機構とリクライニング、ワンタッチフォールダウン機能を持たせ使い勝手を向上。伝統のシートアンダーボックスの採用や多数な収納スペースを用意。このほかインテリジェントキーもしくはリモートコントロールエントリーシステムをグレード別に初採用。

エンジンは先代に引き続きタイミングチェーンを採用したオールアルミ製のVVT付きK6A型DOHC自然吸気エンジンを全グレードに採用。上級グレードでは街中で扱いやすいインタークーラー付きのマイルドターボを設定し、パワフルな加速を楽しめるようにもした。サスペンションにはフロントがストラット式フロントサスペンション、リアがアイソレーテッド・トレーリング・リンク式を採用。

快適装備としてはインパネ上部にアッパーベントを全グレードで標準採用。マイルドな間接風で快適に過ごせ、かつ前後席を均一に冷暖房を可能とした。さらに軽自動車初の消臭シートに吸音・消臭天井も全車で標準採用。

安全装備としては盗難防止のセキュリティーアラームとABS、運転席2ステージロードリミッター付プリテンショナーシートベルト、助手席ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト、運転席・助手席SRSエアバッグシステムを全グレードに標準装備とした。

スズキ・2代目MRワゴン(MF22S)と日産・2代目モコ(MG22S)との違い


日産の2代目モコ(MG22S)とスズキ・2代目MRワゴン(MF22S)とではフロントのデザインが明確に異なる(サイドビューやリアはほぼ同じ)。

初代モコの時からフロントデザインは日産らしさを強調したデザインとなっているが、2代目でもそれを踏襲。より日産らしさを強めつつつスタイリッシュさや可愛らしさを強調しており、デザインはスズキ版よりも良くなっている。実際、当時の販売台数も本家よりOEMのモコの方が売れたぐらいであった。

また、内装でも日産専用となるモコのロゴ入りシート表皮やドアトリムクロスなどが採用されており、この点でもかなり手が込んだOEMモデルとなっている。

グレード構成も一番安いノンターボ、上級のノンターボ、最上階のターボモデルの3種類にそれぞれFFまたは4WDの組み合わせでまったく同じだった。

ただし日産のモコは2007(平成19)年10月にオーテックジャパンによるカスタムモデル、「エアロスタイル」、2008(平成20)年1月には「ショコラティエエディション」が追加されるなど、特別感やスタイリッシュ感をアップさせた特別仕様車が追加されている。その点もスズキ版にはないOEMな日産2代目モコのポイントである。

その一方でMRワゴンのカスタムモデル、MRワゴンWitに直接相当するグレードは設定されておらず、Witの純正ディスチャージヘッドランプや専用グリル、アルミホイールなどはモコでは非設定であった。

エクステリア


MG22S_first (4)

フロントデザイン。スズキ版は丸目が全面に出たオバQみたいな顔つきのフロントまわりだったが、日産版では同年代のマーチやノートに通じるシャープでキリッとした顔つきに変更されている。

ヘッドライトはもちろん、グリル周りも中央部を境に左右対称の専用グリルが与えられ、加えてバンパーもヘッドライトやグリルに似合う専用品とし、日産らしさを表現している。MRワゴンはキュートさを全面に出したデザインだったが、日産では可愛らしさや愛嬌に加えてスタイリッシュさも表現している。主に若い女性を狙ったデザインであるが、男性が乗ってもは悪くはない。

ちなみにスズキのMRワゴンはこんな感じ。

mf22s_1.jpg

人によってはスズキ版の方が取っつきにくいデザインに見える。実際、本家スズキよりも日産版の方がよく売れたらしい。これは某ダイハツとトヨタのOEMモデルの関係に似ている。

MG22S_first (5)

サイドから。先代の面影は残るものの、どちらかと言うとワゴンRのようなワゴン型となっている。ベーシックなSとEグレードではフルホイールキャップ。ターボのGグレードではアルミホイールを標準装備。

MG22S_first (6)

リア周りはエンブレムが日産になっている程度で、変更は無い。

エンジン・機能


搭載されたエンジンはベースと同じく、K6A型直列3気筒DOHCの自然吸気エンジンとそのターボ仕様。自然吸気エンジンの最高出力は54ps(40kW)/6500rpm、最大トルクは6.4kg・m(63N・m)/3500rpm。

ターボについては60馬力のMターボ仕様で、最高出力は60ps(44kW)/6000rpm、最大トルクは8.5kg・m(83N・m)/3000rpm。

トランスミッションは4ATのみで駆動方式はFFか4WD。なおターボモデルのグレード名は先代が「T」だったのに対し、2代目以降は「G」グレードとなっている。

インテリア


SA1_5.jpg

インパネ。このあたりはMRワゴンとほぼ同じデザイン。

MG22S_first (3)

スピードメーターは非常にシンプル。女性を意識してタコメーターなど余計なものはつけず、シンプルな1眼メーターとしわかりやすさを重視している。スピードメーター中央にはシフトポジションを大型液晶で表示する。

MG22S_first (8)

フロントシートはベンチシートタイプ。先代ではモデル後半からベンチシートタイプが追加されたが、2代目では最初からベンチシートだ。内装色は女性ユーザーを意識して、明るい配色になっている。これはスズキ版には無い日産専用の内装で、モコのロゴが入る専用品。この部分も差別化がなされた。なお、後に追加される「ショコラティエ」グレードでは黒系のシートも設定されたする。

MG22S_first (1)

リアシート。2代目になって足元が広くなった。スライド機構付きで足元の広さとラゲッジルームを調節可能だ。

MG22S_first (7)

ラゲッジルーム。

MG22S_first

リアシートを倒した状態。スライド機構付きの5:5分割可倒式シートとなる。

まとめ


2代目モコは、女性向けのワゴン型軽自動車である。同世代のワゴンRよりもデザインが良く、特に日産版の方がそれが際立っていた。ワゴンの実用性も評価できる1台だ。基本的に女性向けなので走行性能は必要ないと思うが、もし郊外や少し遠出を考えているならMターボがオススメ。旧来の4ATであるものの、自然吸気エンジンにはない実用的な加速性能があり、ターボ無しにありがちな非力感も薄れて扱いやすい。

なお、2代目モコではオーテックジャパンによる特別仕様車の「エアロスタイル」が2007年10月に追加設定となり、より精悍さとスタイリッシュがアップしたモデルも追加されている。こちらは外装のみの変更だがシルバー塗装のカラードグリルにアンダープロテクターパーツをまといベースのイメージはそのままにオーテックジャパンによるほどよいカスタムが行われたモデルでスズキ版にはない日産らしさを強調した特別仕様車となっている。

中古車としてはすでに10年越えのモデルなためかなり手頃なタマが増えている。同じモデルの2代目MRワゴンを買うのであれば、今でもデザインが優秀な日産版のかつオーテックジャパンのカスタムモデルをオススメしたい。
関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

There are no comments yet.