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【後期型】ダイハツ キャストスタイル(LA250S/LA260S型)

2018/04/07
キャスト スタイル 0
女性向け クラシック(レトロ)タイプ
キャストはダイハツのトールワゴンおよびクロスオーバーSUV型軽自動車。「キャスト スタイル」はシティユースをメインとしたトールワゴン型のモデルである。本稿では2017年10月マイナーチェンジ以降を後期型とし、これを扱う。

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2015年9月に登場したダイハツのキャスト。軽自動車史上、しいては自動車史上でも異例となる同時3モデル展開でネット上を賑わせた。キャストはまったく異なる3コンセプトのモデルを外装やセッティング、内装で変化させ、ベースが同じでもそれぞれのキャラクターを強くしたモデル展開を行なっている。3つの異なるキャラクター、SUV系(アクティバ)、ストリート系(スタイル)、スポーツ系(スポーツ)のうちこの記事で扱うのは「スタイル」というスタンダードモデルである。

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キャストスタイルは個性を重視する軽ユーザをのニーズを吸い上げ、3兄弟のモデルの中でも一番スタンダートなタイプとして登場した。エクステリアは基本的に3兄弟共通となり丸みを十分に与え安心感のある台形フォルムとすることでムーヴやタントといったモアスペースなモデルとは異なる車らしい形状を実現。水平基調のサイドシルエットも凛としたたたずまいを表現した。プラスしてキャストスタイルでは街乗り(都会ユーズ)をメインターゲットととし、オリジナル要素としてバンパーモールやサイドロッカーモールにメッキ加飾を与えることで都会にマッチする上質感を演出した。

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インテリアは水平基調のインパネ加飾と黒&ベージュの2トーンカラーを基調とした内装色でエレガント&ハイセンスを表現。また、蓋付きのインパネトレイの採用で上質感プラス落ち着きを与えた。さらにシートにはスエード調の明るい生地を重ねたファブリックシートを採用することで、室内に華やかさを与えている。

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ボディカラーにはデザインフィルムトップを採用した2トーンカラーを含めて全13色を設定。かつてのミラジーノを連想させるオシャレ&レトロなボディカラー(プラムブラウンクリスタルマイカ)もメーカーオプションで用意した。

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パッケージングはデザイン性をもたせつつも室内長を2005mm、室内幅は1320mm、室内高は1245mmを確保。大人4人がゆったりと座れるボディサイズを実現した。また、軽量高剛性ボディ「Dモノコック」や「Dサスペンション」「Dアシスト」を採用することで、高い基本性能を実現。しっかりとしたハンドリングで、ロールや走行時のふらつきが少なく高い操縦安定性を確保している。静粛性も追求し、・ステアリングのパッド取付部にゴム材を使用することで、ダンパーとしての機能を加え、振動を吸収する構造とした。さらにボディパネルの隙や穴を減らし、音の侵入経路を低減している。

低燃費技術としては「ミライース」で培ったイーステクノロジーから「クールドi-EGR」や「CVTサーモコントローラー」、「樹脂化ボディ」を採用。2WDのFFモデルで30km/Lの低燃費を実現した。

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安全装備では衝突回避支援システムの「スマートアシストⅡ」を採用。カメラとレーザーレーダー、ソナーセンサーの組み合わせによって、前方の車両との衝突の危険が高まった場合に緊急ブレーキによる危険の回避を支援。さらに歩行者の検知や車線の逸脱も警報などでお知らせし、前方や後方へのアクセルとブレーキの踏み間違えによる飛び出しも抑制する機能を与えた。

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そのキャストスタイルは2017年10月の一部改良でフロントグリルのデザイン変更と衝突回避支援システムのアップグレードなどを伴い後期型となった。

後期型の外装面ではフロントグリルのデザインがより精悍になり印象がより上質寄りに。自動ブレーキの「スマートアシストⅡ」は「スマートアシストⅢ」にバージョンアップ。高性能なステレオカメラや合計4個のコーナーセンサーを新たに採用し、歩行者対応の衝突回避支援ブレーキやオートハイビームなど高い安全性を実現した。

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さらにボディカラーにかつてのミラジーノを彷彿とさせるグリーン系の「ダークエメラルドマイカ」を新設定し全7色15パターンを設定。デザインフィルムトップも設定を変更し、ライトローズマイカ×ホワイト、ダークエメラルドマイカ×ホワイトを新たに設定。

内装面ではインテリアアクセントカラーの設定を変更し、プライムコレクションの室内色をホワイトからブラウンに変更。それ以外のグレードはシルバーを標準設定し、メーカーオプションでバーガンディも設定した。加えてそれまで特別仕様車だった「プライムコレクション」をカタロググレード昇格するなど内外装で魅力向上を図ったマイナーチェンジとなった。

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フロントデザイン。

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後期型ではフロントグリルのデザインを変更。前期型では台形状の網を周期的に配置し、グリル内部の上半分かつ台形部分のさらに上半分のみメッキ加飾したデザインだったが後期型ではこれを変更。メッシュ風の網を台形からひし形に変更。X方向にクロスさせグリル内部全体でその一部をメッキ加飾としVラインを与えることで2代目ミラジーノにみられたレトロ感や上質感を追求した。また、このグリルデザインは近づいたときと遠目で見たときとで印象が異なるようなデザインとなっており、飽きのこない工夫がなされている。

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ヘッドライトは引き続きターボグレード(Gターボ系)と自然吸気エンジンの上級グレード(G系)でBi-Angle LEDヘッドランプを採用。LEDクリアランスランプ付で省電力性能に貢献する。これ以外のXグレードでは従来のマルチリフレクターハロゲンランプとなる。LEDフォグランプもXグレード以外で標準装備。

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サイド。このあたりは前期型と同じ。キャストシリーズはムーヴのようなワゴンタイプに分類されるのだが、全体的に丸みを与えボンネットの角を立て、特にリアにかけては斜めに切り落とすことで普通車に近いスタイリングとなっている。俗にいう台形スタイルでちょうどホンダのN-ONEのようなスタイリングに近い。特にタイヤハウス付近もタイヤに沿ってエッジを効かせることでボディにデザインの厚みを与え、ムーヴとは決別したデザインを実現している。この他サイドアンダー部分にはフロントと同じメッキラインが入る。

フロントドアのスーパーUV&IRカットガラスはコンフォータブルパックとしてGターボ系グレードに標準装備。G系グレードにはメーカーオプションとした。

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足元はG系グレードが15インチアルミホイール。X系グレードが15インチフルホイールキャップとなる。デザインは前期と同じ。

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リアにかけても前期型と同じ。いかにも感のあるムーヴタイプとは違い、愛着の持てるスタイリッシュなデザインとなっている。なお、ブレーキランプは丸い部分で、ウィンカーとバックライトはバンパー下部に付いている。

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エンジンは前期と同じKF型3気筒の自然吸気とターボの2種類。自然吸気エンジンでは最高出力52ps(38kW)/6800rpm、最大トルク6.1kg・m(60N・m)/5200rpm。ターボエンジンは最高出力64ps(47kW)/6400rpm、最大トルク9.4kg・m(92N・m)/3200rpmを発生する。
トランスミッションは全グレードでCVTのみとなり駆動方式はFFまたは4WDだ。6代目ムーヴで採用されたD アシスト機能がキャストにも備わり、スイッチ・オンで力強い走りを。オフ時はエコモードで燃費に貢献する。同じくDサスペンションも採用しフロントにマクファーソン・ストラット式コイルスプリングを。リアには2WDでトーションビーム式式コイルスプリング、4WDでは3リンク式コイルスプリングを採用。ボディにはDモノコックの採用で安定したハンドリング、ロール減少を実現している。

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ダイハツおなじみとなった自動ブレーキアシスト機能は前期で「スマートアシストⅡ」だったが後期型では「スマートアシストⅢ」にバージョンアップ。

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カメラ&レザーレーダー&ソナーセンサーの3つの組み合わせて衝突回避支援ブレーキ、衝突警報機能、車線逸脱警報機能、誤発進抑制機能(前方&後方)、先行車お知らせ機能を搭載した。この他ヒルホールドシステムをアクティバの全グレードで標準装備とした。これ以外は全グレードでVSCとTRCが付き、横滑り防止機能、ABS、ヒルホールドシステムも備わる。

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インパネ。後期型ではデザインそのものに変更はないが、インパネアクセントカラーをシルバーに変更。インパネガーニッシュはグレードとによって「ブラウン」もしくは「シルバー」を設定したほか、

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後期型ではメーカーオプションでバーガンディーも選択可能とした。

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ステアリングまわりの仕様は前期型と同じでGターボとG系グレードで本革巻ステアリングホイール。X系グレードはウレタンステアリングホイール。エアコンはオートエアコンで、Gターボ系グレードではコンフォータブルパックとして「スーパークリーンエアフィルター」を標準装備。G系グレードにはメーカーオプションとした。

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これ以外に後期型ではスピードメーターのデザインを変更。文字フォントのサイズを拡大したことで、視認性を向上させている。このほかチルトステアリングが全グレードで標準装備。

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フロントシートはベンチシートタイプ。シートは前期型と同じでスエード調の明るい生地を重ねたファブリックシートを採用。

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リアシート。スライド機構付き。

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キャストスタイルの後期型はより上質&精悍になったフロントグリルに新ボディカラーとデザインフィルムトップの追加、スマートアシストⅢの搭載など小さな変更だがその素性を生かしたアップデートとなった。特に「新グリル」と「ダークエメラルドマイカ」の組み合わせにより往年のミラジーノのイメージが出ており、個人的にはミラジーノユーザーへのアプローチのような印象を受けた。コアなミラジーノユーザーであれば古くなっても修理費用を許容しつつ乗り続けるだろうが、ライトなファンであれば乗り換え候補として似たようなキャラクターのモデルを探すわけで、そういったライトなミラジーノファンにより受け入れられそうなマイナーチェンジといえよう。
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