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【初代・前期 MK21S型】スズキ パレット T/TS(ターボ) 概要解説

2016/08/04
パレット 4
(トール)ワゴンタイプ
パレットはスズキのトールワゴン型軽自動車。スペーシア(MK23S)の前身モデルである。本稿ではそのターボ仕様車である「T」および「TS」グレードを扱う。

MK21S_T (2)
画像参照元:Goo-net




概要


2008年1月に登場したスズキのパレット。それまでのワゴンRよりも全高が高く、エンジンをボンネット内部に収めるトールワゴン型としてスズキでは初のモデルであった。

スズキ自身は公言していなかったが、似たような全高とボンネットにエンジンを持つトールワゴン型のダイハツ・タントのライバル車種であることは明らかであった。

パレット(MK21S)T/TSの特徴と他との違い、日産版ルークス(ML21S)との違いなど


そのパレットはデビュー当初はカスタムモデルであるパレットSW(日産版はルークス・ハイウェイスター)の設定がなく、ベーシックなパレットのみの設定で、エンジンは自然吸気エンジングレードとターボエンジンの2種類を用意。

ターボエンジンモデルでも2種類あり、外観は自然吸気エンジンとまったく同じで4WD仕様限定となるMグレード(後に2009年9月マイナーチェンジで完全廃止)と、HIDヘッドライトやエアロパーツにアルミホイールによるスポーティーな外観にターボエンジンを搭載するTおよびTSグレードが設定された。このうち今回扱うのはターボエンジンを搭載するTおよびTSグレードだ。

TおよびTSグレードでは自然吸気エンジンのパレットに対し専用のメッキグリル、フォグランプ付きバンパー、サイドアンダースポイラー、リアスポイラー、LEDターンランプ付きドアミラー、HIDヘッドライトなどスポーティーな外観が特徴でこれに60馬力仕様のMターボを搭載するモデルとなっている。

内装でもブラック系シートで上質感あふれるものとなっており、パレットSWが登場する前は実質これがスポーティーモデル的な位置づけであった。

なお、パレットは当時、日産へ「初代ルークス(ML21S)」、およびカスタムモデルの「初代ルークスハイウェイスター」としてOEM供給されていた。ただしスズキ版と異なり標準モデルのルークスにはパレットTやパレットTSに相当するターボ仕様の設定が一切なく、自然吸気エンジンのみの大人しいグレード構成だった。

エクステリア


MK21S_T (15)

フロントデザイン。TおよびTSグレードでは専用のメッキグリルを装着する。ノーマルモデルでは黒系のベーシックなグリルだったためワンポイントのアクセント効果により精悍さがアップしている。

MK21S_T (13)

さらにヘッドライトは標準でプロジェクター式のディスチャージヘッドライトとなり夜間の視認性もさることながらレンズ越しにみえるレンズも独特の雰囲気を出している。パレットのヘッドライトは斜め方向の切り込みが大きいタイプなので従来型のマルチリフレクターでメッキ部分を大きく取るよりも大きなプロジェクターランプがハマっている方がデザインのバランスが良く、スポーティーな印象もある顔つきだ。さらにバンパーにはフォグランプが内蔵され、フロントアンダースポイラーも付く。

MK21S_T (4)

サイド。TおよびTSでは専用アルミホイールにサイドアンダースポイラー、LEDターンランプ付きドアミラーも標準装備。後部座席は両側スライドドア仕様で、TおよびTSグレードでは携帯リモコンに対応した両側パワースライドドアとスライドドアクローザーを標準装備とした。

MK21S_T (11)

TおよびTSではアルミホイールが標準装備。

MK21S_T (6)

リア。TおよびTSではリアスポイラーをリアアンダースポイラーを標準装備。一方でコンビランプはノーマルと同じレンズカットタイプとなっている。この点は少し残念だが社外品か純正のパレットSW用などに交換すると良いだろう。エンブレム等はノーマルと同じでバックハッチ右側に「PALETTE」が付く。

エンジン・機能


MK21S_T (12)

エンジンはK6A型3気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジン。最高出力は60ps(44kW)/6000rpm、最大トルクは8.5kg・m(83N・m)/3000rpmのMターボ仕様となる。

トランスミッションはデビュー当初は4ATだったが2009年9月マイナーチェンジで自然吸気エンジン仕様車で副変速機付きCVTを採用。足元は自然吸気エンジンと同じためサスペンションの硬さなど乗り心地自体はまったく同じだ。

2010年8月マイナーチェンジ時でノーマルタイプのターボ仕様車が復活した際はこのCVTが搭載され、かつターボエンジンもカスタムのパレットSWと同じ64馬力のハイプレッシャーターボに置き換えられた。これにより最高出力は64ps(47kW)/6000rpm、最大トルクは9.7kg・m(95N・m)/3000rpmとなる。

よって年式により4ATまたはCVT車の2種類が存在する。燃費もFFモデルで4ATでは18.6km/l、FFのCVTでは21.0km/lと開きがあるため中古で探す場合は注意が必要だ。駆動方式はFFまたは4WDとなる。

これ以外ではフロントスタビライザーを標準装備し、背の高い軽自動車でありがちなカーブ時のロールを低減しつつ快適な乗り心地を確保。また、エンジンルーム内にエンジンからの放射音を低減する吸音処理を施したことで防音・防振対策ボディとした。

インテリア


MK21S_T (14)

インパネ。パレットでは軽自動車初となる保冷機能付助手席アッパーボックスを採用。ボックス内が冷風で満たされるためちょっとした保冷機能を備えている。TSグレードではステアリングがオーディオスイッチ付きの本革巻ステアリングホイールとなる。さらにTSグレードではオーディオがハイグレードサウンドシステムとなり、専用チューニングを施したステレオに当時の軽自動車としては最多となる10個のスピーカーが標準装備となる(TSのSはサウンドのS)。

MK21S_T (1)

スピードメーターはタコメーターが付いた3連タイプで、自発光式メーター。

MK21S_T (7)

フロントシートはベンチシートタイプ。TおよびTSグレードではブラックシート表皮となり、ドアトリムクロスもブラック化される。

MK21S_T (8)

リアシート。スライド機構付き。

MK21S_T (9)

ラゲッジルーム。

MK21S_T (10)

リアシートを倒した状態。パレットでは低床プラットフォームの採用により、軽自動車トップクラスの荷室床面地上高525mm (2WD車)を実現し高い荷室高を確保した。これにより自転車をそのまま立てて載せられるほどなっている。その一方でスペアタイヤは省略化されかわりにパンク修理キットが付く。

まとめ


MK21S_T (5)

スズキ・パレットのターボモデルはベーシックなパレットにスポーティーな外観を与えターボエンジンを搭載したモデルである。ノーマルではしっくりこなかった外観もディスチャージヘッドライトによるドレスアップ効果でそれが改善されており加えてターボによるトルク向上で加速性もこの手にしては十分な動力性能を得たモデルとなっている。

ただし4ATとCVT搭載モデルで加速のフィーリングやギアのつながり感が異なるため年式には要注意。パレットのスポーティーモデルといえば素直にパレットSWであるが、ノーマルベースのTやTSでもまた違った雰囲気が出ており、あえてこちらを選ぶのも悪くはないかも。

なお、パレットそのものは日産に「ルークス」としてOEM供給されたがノーマルベースのターボ仕様車である「T」や「TS」に相当するグレードは設定がなかった。よってスズキ版のみのターボ仕様車である。






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Comments 4

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40代の働く主婦

はじめまして。
先日8/21に、2012年式のパレットTを契約しました。走行距離は5,000kmで新車に近い!

パレット(sw含む)で走行距離が少ないこととターボであることを条件に、予算内で探していたところヒットしたのがこれ(T)でした。フォグランプもスポイラーもタコメーターも無くて、試乗しなければターボと分からないほぼノーマルの外観に、ターボエンジンなんて、ギャップ萌えです。
納車はまだなのですが、「デカ目のクルマはもうすたれたのかな…。」なんて思っていたところに、つい最近アップされたこちらの記事を見つけて嬉しくなり、思わずコメントしてしまいました。ありがとうございます。
仕事にも使うため、月に1,500km走ります。納車が楽しみです♪

2016/08/26 (Fri) 00:23

さすらいのクラ吹き

Re: タイトルなし

40代の働く主婦さん、はじめましてこんにちは。コメントありがとうございます。

2012年式ということはパレットの中でも副変速機付きのCVTで加速性能がそれまでの4ATモデルより良く、巡航時のエンジン回転数が低いモデルです。かつ走行が5000kmとかなり良い中古車ですね(^^)

たぶん前のオーナーが購入時にあえてエアロパーツレスやフォグランプレスにしたんでしょうか。かえってギャップが面白いですね。リアのコンビランプがコストカットで見た目が悪いのですが、パレットSWのものや社外品が流用できますので交換するとリアビューが良くなると思います。一応ターボ車なのでエンジンオイル交換の頻度にはお気をつけ下さい。

記事本文にも書きましたが、パレット系は元々ヘッドライトが大きいためノーマルのマルチリフレクターではちょっと不格好だったのですが、プロジェクターランプを搭載すると結構かっこ良く見えるかおつきで、パレットの中でもいい感じに思います。納車が楽しみですね~。

なお、このブログは最近の軽自動車から古いものまで紹介するブログでして、クルマ選びのきっかけや軽自動車に対する興味を持ってもらうことを目的としたブログです。これまでにかなり記事を書いていますので(右サイドの車種別メニューあたりから)よろしかったら過去記事もごらんください(*^^*)

2016/08/26 (Fri) 18:53

40代の働く主婦

アドバイスありがとうございます

再登場です(笑)。
今回のパレット(色はゴールド)は前オーナーさんがご年配の方だったそうです。きっと娘さんや息子さん、はたまたディーラーの方に、クルマが重いからターボをすすめられたのかなと想像しています(笑)

クルマのことは知識も興味も乏しいのですが、今乗っている軽もターボ車(2004年式のエブリイバンJOINターボDXⅡ)なので、オイル交換は3,000~4,000kmで行うようにしています。

昔、年式は忘れましたがセルボモードの5速マニュアルに乗ってたことがありまして、よく一人でドライブしてました。とても楽しかったです。
今まで乗った軽自動車の記事を探してみようと思います。
ありがとうございます。

2016/08/26 (Fri) 23:13

さすらいのクラ吹き

Re: アドバイスありがとうございます

なるほど~。エアロレスだったのが納得できてました。年配の方だとリアスポイラーとか派手に感じますからね。オイル交換は軽ターボの経験ありということで大丈夫そうですね(^^)

セルボは多分4代目でしょうか。この代のはスズキ唯一の4気筒ターボに5MTとかなりスポーティな1台で、当時のアルトワークスやミラあたりがライバルでしたね。乗って(回して)楽しい軽スポーツだと思います。

4代目セルボ http://sakurabunama.blog87.fc2.com/blog-category-118.html


最近だとアルトワークスの復活で5MTが設定されるなど再び軽スポーツが復権しています。あとは一昔前だとマニュアルではないのですがダイハツ・ソニカや5代目のスズキ・セルボ、スバルのR1やR2のスーパーチャージャー仕様など面白い車がありました。ただ、時代を先取りしすぎたのかあまり売れずに現在では絶版車です。

ソニカ http://sakurabunama.blog87.fc2.com/blog-entry-3.html

セルボ http://sakurabunama.blog87.fc2.com/blog-entry-9.html

R1 http://sakurabunama.blog87.fc2.com/blog-entry-13.html

R2 http://sakurabunama.blog87.fc2.com/blog-entry-8.html

2016/08/27 (Sat) 16:49