2016
07/08
金

1998年10月登場のダイハツ・テリオスキッド。軽SUVでありながら後部座席の乗り降りに便利な5ドアという唯一無二の存在でスズキ・ジムニーや三菱・パジェロミニとは異なるキャラクター、顧客層を狙ったダイハツの軽クロカンモデルである。
そのテリオスキッドに2002年7月、充実装備でありながらお買い得とした特別仕様車「スターエディション」が設定された。スターエディションはこの時期のダイハツの一部モデル(ネイキッド等)に設定された特別仕様車で、いずれも「お買い得」がテーマの特別仕様車であった。テリオスキッドのスターエディションではその前に設定された(中期型)カスタムメモリアルエディションをベースとし、装備を見直すことでお買い得に設定したモデルとなっている。

フロントデザイン。基本的な装備はベースのカスタムに準じる。フロントはフロントロアスカート、マルチリフレクターハロゲンフォグランプ付きバンパーを装着。メックグリルも標準装備で、精悍ながらエアロパーツによりカスタム感も強い迫力あるデザインとなっている。なお、エンジンは60馬力仕様のためボンネットにはエアダクトが装着されない。

サイド。下部にはサイドストーンガードが付きドアノブはメッキタイプ。リアガラスはスモークタイプとなる。

足元は15インチアルミホイールとマイナス20ミリローダウンサスペンションを装着。

リア。リアロアスカートとハイマウントLEDストップランプ付ルーフエンドスポイラーを標準装備。フルエアロ仕様で迫力はかなりのもの。コンビランプはマルチリフレクタータイプで非クリアータイプ。

エンジンはEF-DEM型水冷直列3気筒DOHC12バルブターボエンジンのみで、最高出力は60ps(44kW)/6800rpm。最大トルクは8.6kg・m(84N・m)/4400rpmを発生。エンジンは最上位グレードではなくベーシックなターボモデル(ロープレッシャーターボ)となっている点に注意。駆動方式はFRまたは4WDでトランスミッションは4ATまたは5MT。ただしFRの場合は4ATのみとなり、デフロックは4WDのみの機能となる。

インパネ。ステアリングはノーマルタイプ。AM/FM付CDステレオ&16cmフロントスピーカーを標準装備。

スピードメーター。カスタム用のブラックメーターパネルとなる。

5MTのシフトノブ。

フロントシートはセパレートタイプ。カスタム用の専用ファブリックシートとなっている。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。ヘッドレストを外さないとフルフラットにはならない。
テリオスキッドのカスタムスターエディションは中期型カスタムメモリアルエディションをベースに外観はそのままによりお買い得としたモデルであった。当時の新車価格としてはメモリアルエディションよりも10万円ほど安くなっており、テリオスキッドのカスタムモデルとしては買いやすい価格が魅力的であった。
中古市場ではタマ数はそんなにないが年式が古いため手頃な個体が多くなってきている。より外観が洗練されるのはこのあとの後期型だが安くテリオスキッドが欲しいのならこの代を検討すると良いだろう。
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