2016
07/07
木

1999年11月に登場したネイキッド。露骨なボディに丸型ヘッドライトが特徴で、当時としては非常に斬新なボディスタイルが特徴であった。そのネイキッドは2002年1月のビッグマイナーチェンジでフロントデザインを変更したグレード「F」が追加された。従来の丸目とは異なる角目ヘッドライトが大きな特徴で、愛嬌ある顔つきからベーシックな顔つきに変更された。本稿で扱う「Fスターエディション」はその角目ネイキッドをベースとした特別仕様車で、半年後の2002年7月に登場。ちょうどMAXのLiセレクションらと同時期に設定され、外観はそのままに充実装備でお買い得とした特別仕様車となっている。

フロントデザイン。ベースと同じくFシリーズ用の専用角形ヘッドライト、Fシリーズ専用フロントセンター バンパー&メックグリルを装着。それまでの丸目ネイキッドからがらりと印象をかえ、愛嬌あるデザインからベーシックなデザインへと変貌した。

サイド。ベース同様リアドアにはスモークガラスを標準装備。足回りは-20mmのローダウンサスペンションを装着。一方でコストカットのためアルミホイールはホイールキャップ付きのテッチンホイールに変更されている。

リアもベースと同じく後期用のクリアータイプのコンビランプ。バックガラスもスモークタイプだ。

エンジンはEF型直列3気筒DOHC自然吸気エンジンのみ。最高出力は58ps(43kW)/7600rpm、最大トルクは6.5kg・m(64N・m)/4000rpmベースのFにはターボモデル(Fターボ)の設定があるがFスターエディションでは自然吸気エンジンのみとなる。トランスミッションは4ATのみで、駆動方式はFFまたは4WD。

インパネ。後期型なのでブラック系のインパネとなる。シフトはコラムシフト。標準でAM/FM付CDステレオ&16cmフロントスピーカー付き。

スピードメーター。これも同じ。

フロントシートはベンチシートタイプ。ベース同様F用の専用シート表皮となる。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
ネイキッドのFスターエディションは角目ヘッドライトの採用でベーシックかつ上級感を与えた「F」モデルのお買い得仕様車である。外観がテッチンホイール以外はほぼ同じという仕様で新車価格がベースよりも15万円ほど安くなっておりそれまでの丸目ネイキッドとは異なる外観と合わせて魅力的なグレードとなっていた。
中古市場では外観上の変更点などベースに対する違いはほぼないのでFグレードと同じような感覚で探せるだろう。ターボが無いのでその点はネックだが中古価格が安いため手頃な足車として良いだろう。年数経過もあって状態が要確認だがネイキッド自体を街中であまりみかけなくなり、かつその角目バージョンともなるとより希少になってきているので他人と被らないという点では魅力的かもしれない。
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