2016
07/03
日

3代目ライフのスポーティなカスタムモデルとして2000年12月に登場したライフダンク。他社の軽ワゴンのカスタムモデルのように専用のエクステリアやインテリアにターボエンジンを設定し、ノーマルとは差別化した男性向けモデルであった。そのライフダンクはデビュー当初、ベーシックなTSグレードと上級のTRグレードの2本構成だったが、2002年8月のマイナーチェンジでスポーティ路線ではなくカジュアル路線としたグレードを追加した。それが「ライフダンク ディーバ」である。ディーバは4代目ライフ以降でスポーティなグレードの名称とて5代目の最終モデルまで続いたが、初登場時はスポーティというよりもカジュアルなグレードの名称だった。

フロントデザイン。ディーバではノーマルダンクとは異なるボディと同色のエアロ形状な専用エアダクトを装着。ノーマルではメッシュ形状のスポーティなグリルだったので少しだけ印象が違って見える。カジュアル路線ということでグリルまわりを少し控えめにしたデザインとなっている。後期仕様としてヘッドライトはブルーリフレクター仕様でもちろんハイロー独立の4灯式タイプ。これ以外はノーマルダンクと同じ。

サイドから。ドアサッシュとドアミラーベースをボディ同色に変更。これ以外はノーマルダンクと同じでサイドアンダースポイラーに13インチアルミホイール、専用スポーツサスペンションが付く。

リア。ディーバでは新たにスモークタイプのリアガーニッシュを装着。それまでの攻撃的なリアビューが少し落ち着いたデザインに変化した。ノーマルダンクではリアスポイラーが標準装備となっていたが、ディーバでは省略されている。Divaの専用エンブレム等はない。

エンジンはE07Z型直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンのみ。最高出力は64ps(47kW)/6000rpm、最大トルクは9.5kg・m(93N・m)/4000rpm。駆動方式はFFか4WD。トランスミッションは3ATのみ。このあたりは特に変更はなく、ノーマルダンクに準拠する。

インパネ。

スピードメーター。ディーバではスポーティな赤文字タイプからホワイトタイプへ変更されている。

フロントシートはセパレートタイプ。カジュアル路線とうことでシートはスポーティなものから明るい色調の新デザインシート表皮となっている。シートだけみるとかなりの変更だ。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。

3代目ライフのダンクディーバはノーマルダンクとは異なるエアダクトにスモークタイプのリアガーニッシュ。カジュアルなシートが特徴もモデルだ。ノーマルダンクに似ているがカジュアル路線に振ったことでスポーティな男性向けというよりも女性向けモデルに仕上がっている。
中古市場ではノーマルダンクよりも極端にタマ数の少ない希少モデルとなっている。ただし価格は安いので手頃に買えるモデルだろう。3ATなため高速道路で100kmを出すとエンジン回転数が高くなり不快な部分があるため街乗りメインの足車として考えるのが良いだろう。ライフダンクと並んで昨今の軽自動車ではあまりみないスポーティなデザインである。
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