ホンダ　ライフ　F・エアロプレミアム/F・エアロプレミアムターボ（４代目・前期型 JB5/JB6/JB7/JB8型）

ライフはホンダのワゴン型軽自動車。「F・エアロプレミアム」は４代目の前期に設定された特別仕様車である。




2003年9月登場の４代目ライフ。先代の可愛らしいイメージを踏襲しつつもボディフォルムを全体的に丸みを帯びさせたワンモーションフォルムとすることで先代とはまた違ったボディスタイルとなっている。グレード構成は廉価のC、ベーシックなF、上級のDの３種類。遅れること１ヶ月後の2003年10月にはターボモデルが追加され、それぞれCターボ、Fターボ、Dターボなっていた。

その真ん中のグレードであるFをベースに、上級のDグレードで採用されていたエアロパーツを装着し、スポーティーな外観と充実装備としたのがこの「F・エアロプレミアム」および「F・エアロプレミアムターボ」である。F・エアロプレミアムでは上述のエアロパーツのほか、ディスチャージヘッドライト、マイクロアンテナ、13インチアルミホイール、AM／FMチューナー付MD／CDプレーヤー（時計機能付）が標準でそなわり、機能性も向上させていた。



フロントデザイン。エアロプレミアムではDグレードで採用されていたボディ同色のロアスカートを標準装備。ヘッドライトはディスチャージタイプを標準装備し夜間の安全性も高めている(※ただし2004年10月マイナーチェンジでメーカーオプション化し価格を８万円値下げした。)ターボ仕様では写真のようにボンネット上にエアダクトが備わる。また、ターボと自然吸気エンジンではバンパー上部の開口部が異なる。



サイドから。ボディ同色のサイドシルガーニッシュを装着。



足元は１３インチアルミホイールをを装着。



リア。フロント同様にボディ同色のロアスカートを装着（写真のモデルではリアスポイラーがつているがこれは本来は非装備）。コンビランプのデザインが古臭いが社外品がリリースされているので心配不要だ。



エンジンは３気筒のSOHC自然吸気エンジンとターボの２種類。ターボでは最大出力64ps(47kW)/6000rpm、最大トルク9.5kg・m(93N・m)/4000rpmを発生。トランスミッションは4ATのみで駆動方式はFFまたは4WDとなる。



インパネ。AM／FMチューナー付MD／CDプレーヤー（時計機能付）を標準装備。



スピードメーター＆ステアリング。４代目ライフ特有のアナログ＆デジタルのハイブリッドメーター。



フロントシートはセパレートタイプ。前後スライド可能な助手席チップアップスライド機構付き。なお、2004年10月マイナーチェンジではシートカラーにグレーが追加された。



リアシート。



ラゲッジルーム。



リアシートを倒した状態。

４代目ライフのF・エアロプレミアムおよびF・エアロプレミアムターボはミドルグレードのFをベースに外観をスポーティーに仕立てたモデルである。ライフディーバが出る前にスポーティーモデルの１つとして位置づけられていたグレードで女性向けのボディにエアロパーツやターボモデルではエアダクトが組み合わされる見た目も特徴だ。標準グレードのDターボと外観はほぼ同じだが内装にベンチシートやセパレートシートなどの違いがあり、中古で選ぶ場合はこの部分がキーポイントとなるだろう。なお、ライフディーバの中期以降ではインナーブラックのヘッドライトに内装もブラックインテリアとなるため、黒系のイメージが欲しい場合はディーバがオススメである。


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