2016
05/30
月

2001年11月登場のダイハツ・MAX。トールワゴンのムーヴとハッチバック型のミラの中間ぐらいの程よい高さで機械式立体駐車場に入るパッケージングが特徴の軽自動車だ。この高さは当時、三菱の初代・eKワゴン&2代目eKワゴン、スズキのKeiなどでも見られ、室内の高さと外観をバランスよくまとめたモデルとなっている。
そのMAXに2002年7月、上級グレードのLiをベースにエアロパーツを追加した特別仕様車が設定された。それがこの「Liセレクション」である。LiセレクションはスポーティグレードのRSやRiと同じエアロパーツをまとい迫力ある外観となっている。

フロントデザイン。LiスーパーセレクションではベースをLiとし、これにフロントロアスカートを装着。バンパー下部の出っ張りがダイナミック感を演出しており、見た目はかなりスポーティだ。

サイドから。サイドストーンガードを装着し、電動格納式カラードドアミラーと後部はスモークガラスとなる。

足元には13インチアルミホイールを装着し、さりげなくスタイリッシュに。

リア。リアもスモークガラスを装着。リヤロアスカートに大径シングルテールパイプも付く。

エンジンは3気筒の自然吸気エンジンのみ。ベースがノーマルタイプなためターボ仕様は設定がない。トランスミッションは4ATのみで駆動方式はFFまたは4WDとなる。スポーティグレードのRSにはサイバー4WDの設定があるがこちらはなし。

インパネ。

Liセレクションではゲート式インパネシフトを採用。パーキングブレーキは足踏式。

スピードメーター。ベースと同じタイプ。

フロントシートはベンチシートタイプ。Liセレクション用の新シート表皮となる。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。

MAXのLiセレクションは自然吸気エンジンながら見た目をスポーティに仕上げた特別仕様車である。今で言うところの○○○カスタムの自然吸気エンジンバージョンともいうべきグレードになっており、ターボを装着しない分良心的な価格設定が魅力的なモデルであった。「ターボは要らないけど見た目だけはスポーティなのが良い」という需要に答えれたモデルである。
中古市場では10年以上過ぎた古いモデルだが、その分安価に取引されており状態が良いのなら足車として手頃なモデルである。特にミラやアルトなどよく見かける軽とちがって希少なモデルでもあるので、足車でありながらこだわりも欲しい人には嬉しい1台だ。ターボモデルのRSも安価な個体があるが足車であれば年数経過や走行距離によるタービントラブルを考えるとこちらが無難かも。
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