2016
05/18
水

2001年12月にそれまでに無かったタマゴ型の軽自動車として登場した初代MRワゴン。そのMRワゴンは2004年2月にフロントデザインと内装の変更を伴うビッグマイナーチェンジを行い後期型となった。後期型・初代MRワゴンでは上品になったバンパー&グリルと使い勝手の良いベンチシート等がその特徴である。
その後期型・初代MRワゴンのモデル終盤に追加された特別仕様車がこの「A-LIMITED(エイ・リミテッド)」である。A-LIMITEDはベーシックな自然吸気エンジンのGグレードをベースとし、MRワゴンスポーツのようなスポーティーな外観にフォグランプを標準装備。内装ではブラックインテリアに上級仕様のCD/MDステレオ&6個スピーカーで黒基調のスポーティー感を演出したモデルとなっている。

フロントデザイン。A-LIMITED用としてスポーティーなフロントバンパーを装着。フォグランプも装着され、ノーマルよりもかなり見た目がスポーティーになっている。なお、バンパーはスポーツモデルのMRワゴンスポーツとは違うタイプで、「MRワゴン スポーツ バージョンV」と同じものととなっている。ワンポイントのメッキラインがさりげないアクセントなデザインだ。なお、ヘッドライトはブルーリフレクタータイプ。

サイドから。MRワゴンスポーツ同様にサイドアンダースポイラーを装着。

足元は専用の14インチアルミホイールが付く。

リア。リアスポイラーと専用バンパーを装着。MRワゴンエンブレム下に「A-LIMITED」エンブレムが付いている。
エンジンは3気筒の自然吸気エンジンのみ。トランスミッションは4ATのみで駆動方式はFFまたは4WDとなる。昨今のカスタムモデルの自然吸気エンジンバージョンのようなモデルで、ターボ仕様は設定されない。

インパネ。A-LIMITED用にブラックカラー化され、黒色と銀色のツートーンに革を貼り分けた本革巻ステアリングホイールを採用。ドアハンドル、パワーウインドースイッチ周辺部、インストルメントパネルセンター部の一部にもシルバー塗装が施される。さらに上級仕様のMD/CDステレオ(2DINサイズ)を採用し、音質のよい6個のスピーカー(フロント2個、リヤ2個、ツイーター2個)を装備。・この時代の軽にしてはノーマル状態でオーディオ機器が豪華に奢られている。

スピードメーターはスポーツ用のタコメーター付きを装着。

フロントシートはベンチシートタイプ。A-LIMITED用のブラックシート表皮となっている。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
初代 MRワゴンのA-LIMITEDは自然吸気エンジンながらスポーティーな外観とブラックインテリア、6スピーカーが特徴の軽自動車である。ターボでこそないが初代MRワゴンの特徴的なフォルムをスポーティーな外観で引き立てており、見た目はかなり良い1台だ。ターボ無しの足車として初代MRワゴンを探している人はこのA-LIMITEDの存在も片隅に入れておくと良いだろう。年式はモデル末期で初代MRワゴンの中では最も高年式の部類に入るがそれでも登場から10年以上経過するため購入の際はよく注意して状態を確認して欲しい。価格は割りと手頃な部類に入るが、一部低走行だと意外と高値な場合もある。
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