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【初代・後期型】スズキ スペーシア(MK42S型) 概要解説

2016/05/09
スペーシア 0
(トール)ワゴンタイプ
スペーシアはスズキのトールワゴン型軽自動車。本稿では初代の2015年5月マイナーチェンジからを後期型と定義し、これを扱う。

MK42S (13)
画像参照元:Goo-net



概要


2013年6月にパレットの後継モデルとして登場したスペーシア。ロングホイールベースに新プラットフォームに採用で、クラストップレベルの室内長と驚異的な軽量ボディによる低燃費と軽快な走りが大きな特徴だ。

エクステリアではパレット時代から大きく変更し、オーソドックスかつ親しみやすい顔つきにピラーを立てたボクシースタイルとした。また、すべてのピラーをブラックアウト化し、かつてのレガシィワゴンのようにガラスを連続させることで開放感を演出した。

インテリアでは使い勝手を考慮した2段タイプとし、かつ上部をブラウンカラー、下部をベージュカラーとした2トーンカラーを採用。さらに質感をアップさせた。

メカニズムではパレットに比べて最大で90kgの軽量化を実現。そうのうえで軽くて高剛性な新型軽量衝突吸収ボディのテクト採用で低燃費と高剛性を両立しつつ、広い室内空間も実現した。

エンジンは改良型R06A型を採用。副変速機付きCVTも同時に改良し低燃費と優れた加速性能を実現した。さらに走行抵抗の低減や消音材、振り子式エンジンマウントの採用などで静粛性もアップさせている。

先進技術としてはエネチャージ、新アイドリングストップシステム、エコクールの3つを採用。

快適装備としては後席両側スライドドアに加え、後席左側には軽自動車初となるワンアクションパワースライドドアを採用。多彩なシートアレンジや170mmスライド可能な左右独立リアシート、最大開口幅1,130mmと、開口高1,110mmの大きな荷室開口部、多彩な収納スペース、ロールサンシェード、キーレスプッシュスタートシステム&カテキン・エアフィルター付のオートエアコンの全グレード標準装備化、リモコンキー連動のリモート格納ミラーを一部グレードに採用するなどパレット時代よりもさらに利便性をアップさせている。

安全装備としてはデビュー当初は設定が無かったが、2013年8月に「レーダーブレーキサポート」などを装着し、衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPの4つを採用した。

初代・後期型スペーシアの改良点


そのスペーシアは2015年5月にフロントデザインの変更とS-エネチャージ、新自動ブレーキシステムの導入を伴うマイナーチェンジで後期型となった。

後期型では全グレードで新デザインのメッキグリルが標準化されたほか、全グレードでS-エネチャージを標準採用。軽トールワゴンとしては初のマイルドハイブリッド車となった。

また、自動ブレーキはそれまでの「レーダーブレーキサポート」から「デュアルカメラブレーキサポート」にアップデート。対応速度域を向上させ歩行者検知機能をプラスするなどより強力な自動ブレーキシステムに置き換わった。

MK32S型とMK42S型スペーシアの違い


型式MK32S型のスペーシアとMK42S型との違いは「エネチャージかS-エネチャージ」、「グリル周りのデザイン」、自動ブレーキを選択時は「レーダーブレーキサポートかデュアルカメラブレーキサポート」の違いなどがある。

MK32S型は2015年4月以前の初代スペーシアでこれを前期型と称することが多い。一方、MK42S型は2015年5月以降のマイナーチェンジ以降のモデルで後期型と呼ばれる。

「S-エネチャージ」は2代目スペーシア2代目ハスラーなどでも採用される「マイルドハイブリッド」の一つ前のシステム。

それまでのエネチャージと比べて発電と駆動補助を兼用する「発電機能付きオルタネーター」の採用でエンジンを簡易的にアシストし、ターボ無しモデルでも力強い加速を(一定時間)行えるのが大きな特徴だ。特に街乗りでの発進加速、登り坂、追い越し加速において効果を発揮しそれ以前のモデルよりも格段に乗りやすくなっている。

自動ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」はそれまでの「レーダーブレーキサポート」と比べて2つのカメラを用いることにより動作範囲と作動対象物が大幅アップデート。

動作範囲は対車でレーダーブレーキサポートが自車速度約5km/h~約30km/hで走行中対象との速度差が時速15km以下に対し、デュアルカメラブレーキサポートは自車速度約5km/h~約100km/hで走行中対象との速度差が時速50km以下へアップデート。さらに時速30km以下であれば対歩行者でも機能するようになりかなり実用的な自動ブレーキとなった。

そのため初代スペーシアを購入する場合は、加速性能や燃費、自動ブレーキなどの面からも後期型のMK42S型がオススメである。

エクステリア


MK42S (1)

フロントデザイン。後期型では全グレードでメッキグリルを標準装備。前期の一部グレードではメッキグリルが与えられていたが、後期型では新デザインのものが標準装備となった。

ベーシック感の強いフロントフェイスだっただけにメッキグリルひとつで精悍なイメージが与えられている。全体的には前期のやさしいイメージに加えクールなメッキグリルで上質感を兼ね備えたエクステリアとなっている。

MK42S (3)

サイドから。このあたりのデザインの変更点は特に無し。足元の変更として前期のレーダーブレーキサポート装着車に設定されていた14インチタイヤとフロントスタビライザーを後期型で標準装備とした。

さらにTとXグレードではスライドドアクローザーを搭載。半ドアの位置まで来ると残りはゆっくりと自動的に閉まるようになっている。他に全グレードでイモビライザーとセキュリティーアラームを標準搭載。さらにGグレードでは全面UVカット機能付ガラス、XとTグレードではフロントガラスがプレミアムUV&IRカットガラスとなる。

MK42S (2)

リア。このあたりは前期型と同じデザイン。全グレードでLEDハイマウントストップランプを標準装備。

エンジン・機能


MK42S (4)

エンジンは3気筒のR06A型DOHC自然吸気エンジンのみ。最高出力は52ps(38kW)/6500rpm、最大トルクは6.4kg・m(63N・m)/4000rpm。これにモーター機能付発電機(ISG)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となる。トランスミッションは全グレードでCVT(副変速機付き。ただし軽トラのような切り替えはできず内部で自動に切り替わる)。駆動方式はFFまたは4WDの2種類。

S-エネチャージを導入したことでこの手の軽自動車としは初のリッター30を越え、カタログ燃費は自然吸気エンジンのFFモデルで32.0km/l を達成。同4WD仕様でも29.0km/lと、同年式のライバル(タントN-BOX等)大きく引き離している。

安全技術としては前期型でグレード別設定のレーダーブレーキサポートを進化させた「デュアルカメラブレーキサポート」をオプションで設定。

それまでのレーダーを用いたシステムからスバルのアイサイトと同様の2台のステレオカメラ(デュアルカメラ)を用いたシステムに進化。約5km/hから約100km/hの速度域で車両や歩行者を検知し、警報や自動ブレーキで衝突の回避、または衝突時の被害軽減を図るシステムで、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能とトップシェイドガラスなどがセットで備わる。

specia_dyuarl_camera.png

特に前方衝突警報機能は軽自動車としては異例の100km/h程度でも動作。2016年5月現在、ライバルであるダイハツのスマートアシスト2は約4km/h~50km/hが作動速度域なためスズキがかなりリードしている。

オプション価格として5万ほどアップとなるが、予算に余裕があるのなら是非とも付けたいオプションだ。これ以外ではエマージェンシーストップシグナルとESP(車両走行安定補助システム)がメーカーオプション設定(デュアルカメラブレーキサポートオプションではこの2つが含まれる)。ヒルホールドコントロールは全グレード標準装備。

zenhoi_specia.png

オプションとしてもうひとつホットなのが全方位モニター。フロント、両サイド、バックカメラの4箇所に設置されたカメラで真上から見たような映像を作り出し、駐車時をアシストする。

インテリア


MK42S (5)

インパネ。内装は前期と同じ。ボディカラーによってベージュ系かグレー系のどちらかとなる。エンジンスイッチはプッシュスタート式。TとXグレードではエアコンに「ナノイー」が組み込まれる。

MK42S (8)

スピードメーター。前期同様に全グレードでタコメーターを備える。

MK42S (10)

フロントシートはベンチシートタイプ。これもボディカラーによってベージュ系もしくはグレー系となる。4WD仕様ではシートヒーターとリアヒーターダクトが備わる。

MK42S (11)

リアシート。TとXグレードでは「ロールサンシェード」+「プレミアムUV&IRカットガラス」を標準装備。特に夏場、後部座席のこどもを強い日差しから守るのに便利だ。


MK42S (6)

ラゲッジルーム。

MK42S (7)

リアシートを倒した状態。

まとめ


スペーシアの後期型はマイルドハイブリッドのS-エネチャージに加えステレオカメラ方式の「デュアルカメラサポート」をオプションで設定するなど燃費と安全性を向上させたマイナーチェンジとなっている。

特にステレオカメラは2016年5月次点で軽自動車としてはトップクラスの動作性能をほこり、JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車クラスとしては最高得点となる46点満点中45.8点を獲得し、スズキ車でも初となる最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得した(※後にハスラーにも同様のデュアルカメラブレーキを適用した後期型では、これを塗り替える46点満点を記録)。

まさに燃費も安全技術も敵なしという仕上がりだ。デザイン的にも前期よりクールな部分が出ていて、ワンランクレベルアップしている。個人的にはもう少し評価されても良いモデルだと思うのだが、さほど人気には結びついてないようだ。






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