2016
04/16
土

2013年6月登場のデイズハイウェイスター。それまでのオッティRSの実質的な後継モデルとなるこのモデルは、三菱との合弁会社であるNMKVによる共同開発&共同生産のモデルである。それまで日産の軽自動車といえば細かなデフォルメを行うものの生産はOEM先に委託する形をとっていたが、デイズシリーズでは開発から生産まで携わるようになった。
そのスポーティーな位置づけのハイウェイスターは、三菱バージョンのekカスタムと同時にデビュー。先代のオッティ時代でも日産用に専用デフォルメが行われていたが、今回のデイズハイウェイスターでも三菱版と差別化されている。
そのデイズをベースに日産車用機能パーツやコンプリートカーを開発&販売する「インパル」と日産大阪がコラボし、コンプリートカーが設定された。それがこの「インパルデイズ N Verison」である。N Versionでは既にコンプリートカーとして販売されていたインパルデイズのTypeBをベースとし、日産大阪から販売されたコンプリートカーである。インパルデイズ自体はインパルのコンプリートカーシリーズでは初となる軽自動車ベースのモデルで、純正のカスタムモデルであるデイズハイウェイスターをベースにさらにアクティブにそしてスポーティーな外観が与えられているのが特徴である。

フロントデザイン。インパル仕様としてフロントクロームスポイラー、フロントグリル(エンブレム&デイライト付き)、イルミネーションエンブレムを装着。

初期のTypeBには無かった専用グリルが特徴的で、ノーマルのメッキグリルとはまた違った存在感を放つパーツとなっている。

LEDとイルミネーション点灯時はこのように変化する。

またヘッドライト部分には専用のデイライトを埋め込み、スポーティーな外観を与えている。

サイドから。インパル仕様としてエアロサイドバイザーを装着。

インパルロゴが嬉しいこのサイドバイザーはこの小さな開口部から効率的に車内へ空力を取り込むことが可能で、デザイン性と機能性を併せ持つサイドバイザーとなっている。

リア。テールゲートには「IMPUL」エンブレムが付き、

バンパー下部にはフロント同様ロゴ入りリアクロームスポイラーを装着。
エンジンは3気筒の自然吸気エンジン(ターボ仕様があるかは要確認)。トランスミッションは副変速機付きのCVTでこれらもekカスタムの構成と同じ。駆動方式はFF。XVセレクション+セーフティーⅡをベースとし、安全装備として「エマージェンシーブレーキ」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、「VDC」、「アラウンドビューモニター」を標準装備する。

アラウンドビューモニター(バックミラー表示時)

インパネ。内装はノーマルと共通となっている。

フロントシート。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
インパルデイズ N Versionはデイズハイウェイスターをベースにインパルと日産大阪がコラボレーションしたコンプリートモデルである。無印インパルデイズ同様に純正カスタムとは異なる外観が特徴で、より個性が引き立つモデルである。インパルデイズ自体はインパルコンプリートカーを扱う日産ディーラーからのみ購入可能で、このN Versionは日産大阪専用設定だったためかなり希少なモデルである。インパルが手がけたとあってこの手のライバルとなるスズキのワゴンRスティングレー、ダイハツのムーヴカスタム、ホンダのN-WGNカスタムとは外観で一歩リードするデザインで、個性を求める人あるいはインパル仕様が好きな人などに嬉しいモデルであろう。
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