2016
04/05
火

6代目ミラに設定された上級思考のミラアヴィ。そのミラアヴィに5MTモデル&ターボエンジンを設定したのがRSというグレードである。ミラアヴィRSはそれ以外のグレード同様に2005年8月にフロントデザインおよび内装の変更をうけ後期型となった。後期型ではメッキグリルのデザイン変更、フォグランプを含めたフロントバンパーおよびリアコンビランプの変更。内装では新カラーのインパネに新シート表皮などRS以外と同様にマイナーチェンジされた。ただし、RS専用の変更はほとんどなく、RS用のタコメーター付きスピードメーターがホワイト化された程度となっている。

フロントデザイン。後期型ではミラアヴィの特徴だった専用メッキグリルのデザインが変更され、より上品な外観となった。これに加えフォグランプもスクエア型から丸型へ変更。まわりをメッキパーツで覆いかつメッキラインを加えている。全体的には前期よりも上級なイメージとなっている。

サイドから。このあたりは特に変更点はなく、前期同様に専用アルミホイールとクリアー化され、メッキモール付サイドストーンガードが付く。

リア。後期型ではコンビランプのデザインが変更され、ブレーキランプ部分がクリアー化された。ただし、RS専用の変更は特になく他のグレードと同じ外観となっている。

エンジンはRSグレードではEF-DET型直列3気筒DOHC12バルブICターボを設定。前期ではターボエンジンモデルに価格が若干安い「R」グレードが存在したが、後期型では消滅しRSのみとなった。トランスミッションは5MTまたは4ATで、駆動方式はFFまたは4WDとなる。

インパネ。後期型ではインパネの一部がベージュ色に変更され、センターガーニッシュもベージュ色に変更された。

ステアリングは前期と同じウッド&本革のモモステを標準装備。

スピードメーターは背景がホワイト化されスポーティーな印象に。

5MTのシフトノブは前期と共通。

フロントシートはセパレートタイプ。後期型ではカラーがインパネ同様にベージュ色に変更され、ドアトリムクロス共に上級な雰囲気の内装とした。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。前期同様に使い勝手は良い。
ミラアヴィRSの後期型は内外装がリフレッシュされRS以外と同様に上級感がアップしたモデルである。前期よりも雰囲気がより上級になったため、この手を好む人には嬉しい仕様といえよう。ただし、上級になったがゆえに前期のスポーティー感が若干薄れたしまったのでこの点はマイナスポイントかもしれない。このあたりはすき好きだろう。
この他に前期同様にミラアヴィのRSで注意したいのは名ばかりRSな点。RSというと車好きにはガチガチのホットモデルをイメージするかもしれないが、ミラアヴィはシートを見てわかるように決してガチガチとはいえない仕様である。どちらかと言うと普段使いで5MT&ターボもしくは相性の良い4ATを楽しめるモデルで、ライトなRSの性格である。この点は購入のさいに十分注意してほしい。
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