2016
01/05
火

2006年1月にフルモデルチェンジし2代目となったMRワゴン。先代のたまご型のボディフォルムからは一転。ワゴンRに似た形でかつ可愛らしいヘッドライトなど初代のデザインとはまったく異なるイメージで登場した。その2代目MRワゴンには同年の2006年12月にスポーティな外観をまとった派生モデル「MRワゴン Wit(ウィット)」が追加される。これはMRワゴンにスポーティーなグリルやバンパー、アンダースポイラーなどをまとわせ、可愛らしさとスポーティーさを掛けあわせた外観が特徴だった。さらにそこから1年半後の2008年5月にディスチャージヘッドライトや本革巻きステアリングなどを標準装備した上質なモデルが追加された。それがこの「ウィット リミテッド」である。

「ウィット リミテッド」専用品として新たにハイ/ロー切り替え式のディスチャージヘッドライトを採用。夜間の安全性向上もさることながら、昼間でも目立つプロジェクター式のヘッドライトによりノーマルよりも見た目の迫力がアップした。これにウィット共通のグリルとバンパー、フォグランプ、が組み合わさりノーマルのウィットよりもさらにスポーティーな外観となっている。

サイドから。リミテッド専用品として新たに専用の14インチアルミホイールを標準装備。

リア。このあたりはノーマルと共通だ。
エンジンは3気筒の自然吸気のみ。ターボモデルの設定はない。トランスミッションは4ATのみで駆動方式はFFまたは4WD。

インパネ。内装はノーマルと同じでブラック系だが、ボディカラーによっては女性にも嬉しいベージュ系も選択可能で、2種類存在する。

こちらはベージュ系のインパネ。ともにリミテッド専用品の本革巻きステアリングを標準装備する。

スピードメーターはノーマルと共通。

フロントシートはベンチシートタイプ。これはブラック系。

かわってベージュ系のフロントシート。

リアシート。

ラゲッジルーム。リアシートは分割可倒式。

リアシートを倒した状態。

2代目MRワゴン ウィットのリミテッドはスポーティーなウィットに夜間走行に嬉しいディスチャージヘッドライト、握りやすい本革巻きステアリングなどワンランク上質に仕上げた特別仕様車である。外観もプロジェクターヘッドライトがレンズ越しに見えることでパット見のスポーティー感がアップしており、MRワゴンでもよりカッコいいデザインが好みの人向けとなっている。なおOEM先のモコにもオーテックジャパンが手がけた「モコ エアロスタイル」があり、兄弟車種のような雰囲気と60馬力ではあるがターボモデルもあるので、2代目MRワゴン ウィットが気になった人はこちらもチェックしてほしい。
中古市場では安いわけではないが割りと購入しやすい価格のタマもあり、好きな人にはうれしい価格帯となっている。ただし、特別仕様車なだけあって2代目MRワゴンの全体数から比べると極端に少なく、探すのが困難なモデルである。
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