2015
12/25
金

2012年9月にフルモデルチェンジした5代目ワゴンR。そのスポーティーモデルであるスティングレーは初登場から数えて3代目となった。3代目スティングレーでは先代のイメージを継承し、そこからさらに発展させたような外観が特徴である。
その3代目スティングレーに日本の和をテーマにした鮮やかなゴールド装飾を内外装に取り入れた特別仕様車が2014年12月に追加された。それがこの「J STYLE」というグレードである。

フロントデザイン。ベースとなったのは自然吸気のXグレード。これにJ STYLE専用品としてゴールドメッキフロントグリルを装着。ボンネットには他のJ STYLEと共通でゴールドのデカールが付く。バンパー下部にはLEDイルミネーションも標準で備わりゴールド装飾と相まってノーマルよりも若干華やかになっている。なお、フォグランプはLEDタイプだ。

サイドから。ボディ下部にはゴールのデカールが付いてボンネットと同じようなアクセントとなっている。アウタードアハンドルやLEDサイドターンランプカバーもゴールドカラーに。アルミホイールも15インチの専用品で、フェンダー部分には専用の「J STYLE」エンブレムが付く。

リア。バックドアには専用のゴールドメッキバックドアガーニッシュを装着。こちらもさりげなく華やかな外観となっている。
メカニズムはベースのXグレードとほぼ(Sエネチャージのマイクロハイブリッド仕様であること以外は)同じでエンジンは3気筒の自然吸気のみ。スズキの特別仕様車の例にならってターボモデルは無い。トランスミッションはCVTのみで駆動方式はFFまたは4WD。燃費に関わる装備としてSエネチャージ、アイドリングストップシステムを搭載。安全装備としてレーダーブレーキサポート、誤発進抑制装置、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドコントロールを搭載する。

インパネ。エクステリアと同じようにインテリアもゴールド仕様に。ドアアームレスト、ステアリングガーニッシュ、ステアリングスイッチ、メーターリングがゴールドカラーとなる。

フロントシートはベンチシートタイプ。J STYLE専用のファブリックシート表皮が備わる。フロアマットも専用品だ。さらにFFモデルでは設定がなかった運転席と助手席のヒートシーターがFF、4WDにかかわらず標準で備わる。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
ワゴンRスティングレーのJ STYLEはゴールドを使った華やかに外装にSエネチャージによる最新のメカニズムが特徴の軽自動車である。ターボモデルは無いもののSエネチャージにより燃費がこの手のワゴン型では4WDでも驚異的な30.2km/リットル(2WDでは32.4km/リットル)をマークしており、燃費重視のユーザーには嬉しい仕様だ。その低燃費をベースにノーマルとはちょっと異なる外観が与えらているので燃費良し、見た目良しといった軽自動車である。特に燃費に関しては10年以上前の旧規格、新規格初期付近から乗り換えるとそれを実感しやすいだろう。
中古市場ではまだまだ高年者なためほぼ新車に近い価格だが燃費や安全装備は最新モデルと謙遜無いので、ほぼ新車を買うつもりなら問題ないか。現在ではJ STYLEは販売されていないので探す場合は中古のみとなる。
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