2015
10/31
土

2004年にフルモデルチェンジし6代目となったアルト。6代目も細かなマイナーチェンジを経て2009年5月には初登場の1979年5月から数えて30年目となった。その30周年を記念して発売された特別仕様が「アルト誕生30年記念車」である。
ただこの特別仕様車、他の特別仕様とは異なり簡素化されたいたものが標準化され普通に近づいた仕様になっている。

フロントデザイン。特に変更はなくベースモデルと同じだ。

サイドから。ドアサッシュやAピーラーがブラック化され若干スタイリッシュになっている。

リア。こちらも特に変更はない。右下アルトのエンブレム下に30周年記念を示すシールが付いている。
エンジンは3気筒の自然吸気のみ。駆動方式はFFまたは4WDでトランスミッションは3ATまたは5MTの2種類。ATに関しては3ATとかなり簡素な仕様だ。

インパネ。このあたりは変更はない。特別仕様としては電波式キーレスエントリーを標準化、パワードアロックも標準化し安さゆえにカットされていた便利装備を標準装備している。

フロントシートはセパレートタイプ。

リアシート。足元は広いがシートが長時間の乗用にはキツイシートだ。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
6代目アルトの30周年記念モデルはその名の通り誕生30週年を記念する特別仕様車だが、その変更点はかなり簡素なものでアルトという「安くて街乗りに十分な足車」というキャラクターをベースにした少変更となっている。当然のことながら細かな変更と元々安い価格設定ゆえに5MTのFFモデルでは新車価格が71万4千円とかなりのお買い得車であった。中古モデルとしてみてもこのやすさは魅力的で、デザイン的にも次の7代目、8代目がかなり個性的なので旧来のオーソドックスな感じが好みの人にとっては6代目が選択肢となりうる。そして安いだけだとキーレスさえない場合もあることから、この特別仕様車のようにこれが標準化されているというのは少しうれしい仕様なのだ。お買い得な足車としてノーマルではなくこのような特別仕様を選んでみるのも面白い。
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