2015
07/30
木

2011年12月に登場したトヨタのピクシストラックはベースのハイゼットトラックのフルモデルチェンジと同じく2014年9月に2代目となった。先代と同じくトヨタ専用デフォルメはなくエンブレムのみの変更だが、ベースと同じく先代のイメージを保ちながらスタイリッシュなデザインとなった。

フロントデザイン。先代のデザインを継承しつつ、少しヘッドライトを上部に移動させなおかつ切り込み形状を鋭角にすることでシャープさを演出している。軽トラとしては軽トラの中でも対応が遅くなっていたマルチリフレクター化を果たしライトを点灯しない昼間の見た目もかなり良くなった。トヨタ版のデフォルメは特に無くエンブレムがトヨタエンブレムに変更されている程度である。

サイドから。こちらも特に変更はない。

リア。後ろにかけてはフルモデルチェンジでもほとんど変更が無い。軽トラのリアは他の軽自動車と違ってデザインの余地がほとんど無いのでこれはこれで無難なところである。
エンジンは3気筒NAのみの設定。このエンジンはミライースで培った高圧縮&低速トルク重視のエンジンで、燃費に貢献している。トランスミッションは5MTまたは4ATで、駆動方式はFRまたは4WDとなっている。一部モデルでは4WDにハイ・ロー切り替えとデフロックが備わる。

インパネ。トヨタマークのステアリング以外はベースと同じだ。

5MT。ATの場合もMTと同じくフロアシフトとなる。

ベースと同じく4WDの一部モデルでは、ハイ・ロー切り替えが付いている。スズキのキャリイトラック同様にレバー式だ。

スピードメーター。商用らしくシンプルなデザイン。

運転席のようす。
カラーリングに関してはベースと同じく軽トラとしては珍しい8種類もを用意する。

これは昨今流行りの"農業女子"のニーズを狙ったもので男性だけでなく一部の女性ユーザーもターゲットとした軽トラになっている。なお、ベースにある軽トラの特殊車両シリーズはピクシストラックには設定されず、あくまで農業等で使用する純粋な軽トラのみとなっている。
2代目ピクシストラックはベースの10代目ハイゼットトラック同様にスタイリッシュになった軽トラックである。違いはエンブレムのみしかないのだが、他のピクシスシリーズ同様にトヨタエンブレム効果で少し雰囲気が違って見える不思議な軽トラである。もし純粋に農業用軽トラとして10代目ハイゼットトラックを考えているのならエンブレム違いのトヨタ版を買うのも面白いだろう。特に軽トラというユーザーが限られるジャンル&商用モデルでは他人と被ることが多く、少しでも違いを出すにはOEM版を買うという選択肢もありえるはずだ。
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