2015
07/12
日

伝統の4気筒エンジンにスーパーチャージャーで加給。7速マニュアルモード付きCVTでスポーティーな走りを楽しめる一方、足回りも伝統の四輪独立懸架式サスペンションでしなやかな乗り心地を実現したモデルだ。ちょうどプレオ時代にあったRSの後継モデル的な存在だ。

前期型の特徴はこのフロントグリル。航空機をモチーフとしたグリルは他のメーカーではまず見られない個性的なもの。好き好きがはっきり別れるが、気に入れば長く愛せるデザインだ。さらにSではボンネットにエアダクトが付いて見た目もそれっぽい感じに。

サイドから。フロントガラスがボンネットまで一直線のような曲線が特徴だ。

リア。プレオRSでは標準でリアスポイラーがついていたが、R2は控えめにウィングレスとなる。その他グレードを示すエンブレムも装備されず、六連星のブランドロゴとR2という車名エンブレムのみのシンプルな構成だ。なお、リアスポイラーについては社外品がリリースされているので後付も可能だ。
エンジンは4気筒DOHCスーパーチャージャー。これに7足マニュアルモード付きCVTが組み合わされ、駆動方式はFFまたは4WDとなる。S以外のノーマルグレードではMTの設定があるが、過給器モデルはCVTのみとなる。ちなみにガソリンはハイオク仕様だ。

インパネ。ベージュ系とブラック系の2種類ある。

スピードメーター。後期型では3眼式の凝ったメーターだが、前期型ではこのようにシンプルなメーターとなる。

シフトはインパネシフト。スーパーチャージャーが付いたSのみこのマニュアルモードが備わり、1~7速を任意で変更できるようになっている。先代のプレオRSから続くスバルお得意の仕様だ。右上に付いたスポーツボタンを押すとATモード時のシフトタイミングが
高回転よりになりスポーティーな走りを楽しめる。

フロントシートはセパレートタイプ。写真の物はベージュ色だがインパネがブラック系だとシートもブラック系になる。

リアシート。ボディを安全寄りに作ってあるため後部座席はちょっと狭い。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。フルフラットにならない点に注意。
R2 Sの前期型は独特のデザインにスーパーチャージャーによるスポーティーな走りが特徴の軽自動車だ。ハイオク仕様である点は経済性の観点からちょっとマイナスだが、その分個性的なデザインが所有欲を満たしてくれるだろう。後期型では一般ウケするフロントデザインとなったので、どうしてもこの顔が受け入れられない人はそちらを検討されてはどうだろうか。先代のプレオRSにあったWRブルー仕様は前期型には存在せず、中期~後期のスーパーチャージャーモデルに設定されている。WRブルー仕様が欲しい人も前期型は注意が必要だ。
中古市場ではあまりタマ数がないため探すのが大変だが、価格的には手頃になっており、個性的なデザインが仇となったのか不人気車となっている。過給器付きでも手頃な価格は見た目さえ許容できればスポーティーな走りをたのしめるモデルといえよう。
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