2015
07/04
土


フロントはベースのハイゼットカーゴとまったく同じだ。乗用モデルのアトレーワゴンに比べるとオーソドックスであるが仕事で使うことがメインなので豪華さよりも経済性が重視されるデザイン。正面からはまんまハイゼットカーゴなのだが…

サイドから見ると違いは歴然。リアのラゲッジルームがそのまま軽トラのような荷台になっている。デザイン的にも軽ワンボックスと軽トラックを足して2で割ったようなデザインだ。当初は松下電器からの要望で誕生したデッキバンだったが、この軽ワンボックと軽トラックのいいとこ取りな部分は花屋さん、工事業者、狩猟愛好家やサーファーなど電器店以外の需要を生み出し、軽トラックと軽ワンボックスを2台持ちしなければならいところが1台で済む点からも特定ユーザーに今でも人気のある車種となっている。

アメリカで人気のピックアップトラックのようなスタイリングは軽自動車の中でも異型の存在だ。また、荷台には汚れた物を気軽にそのまま積めるので、仕事で使うだけでなくレジャーや趣味目的としての需要も生まれている。

リア。真ん中から半分はハイゼットカーゴそのままだが、上から半分が大胆にもカットされ軽トラの荷台のようになっている。バンパーすぐ上にはちょうつがいが取り付けられれ

このように開閉する。本家軽トラックと比べると奥行きは無いのだが、縦方向は元のハイゼットカーゴ以上に荷物を積むことが出来る。また軽トラックの荷台のように汚れた物をそのまま積める点もデッキバンの魅力だ。
エンジンは3気筒の自然吸気のみ。ハイゼットカーゴにはターボモデルが存在するがデッキバンにはNAのみとなる。駆動方式はFRまたは4WDでトランスミッションは5MTか4ATとなる。

インパネ。商用ベースなので簡素な作り。シフトはマニュアル、オートマともにインパネシフトとなる。

フロントシートはセパレートタイプ。

リアシート。一応座れるが見ての通り決して上質なシートでは無いので長時間は辛い。ちなみにこのシートを倒すと室内のラゲッジルームとなり、汚れた物は荷台へ。濡れたくない物は中へといった使わけができるようになっている。
4代目のハイゼット デッキバンは軽ワンボックと軽トラックのいいとこ取りのようなモデルである。先代にもデッキバンはあったが荷室サイズが拡大され使い勝手が向上しており予算の許す限りは4代目のほうがメリットがある。仕事以外にも軽トラック的な使い方(サーフボードを載せる、家庭菜園や園芸の植物を載せる等)をしたいユーザーにもオススメな1台だ。なお他社からはこのようなデッキバンは発売されておりず(※スバルへのOEMを除く)、この手の市場はダイハツの独壇場となっている。
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