2015
06/28
日


この他バンタイプとベーシックグレードでもバンパーの形状変更が行われ、横長のウィンカーとなった。

さらにこの後の改良でウィンカーはクリアー化される。Lタイプのスポーツグレードではヘッドライトが発売時期によりインナーブラック化されたものとメッキタイプの2種類がある。これ以外にもフロントのエンブレムがプレオの「P」マークからスバルロゴの「六連星」に変更された。

サイドから。ターンランプもクリアー化され、同年代のインプレッサのようにスポーティーな外観に。写真の物はスポーツグレードでフルエアロとリアスポイラーを標準装備する。

リア。ここが後期型プレオの一番の違いで、それまではレンズカットタイプの旧式タイプだったのが高級感あふれるマルチリフレクタータイプへと変更された。中には旧式タイプの方が好む人もいるが近年の車が軒並みマルチリフレクタータイプを採用する中においてこのリアビューはむしろ普通となりつつあり、ようやくプレオのリアも近代化されたといえる部分だ。さらにその上には縦長のガーニッシュを装着。この部分は発光しないがデザイン的にもインパクトが強くなった。ただ、逆に派手さも出ているのでこの部分も旧タイプを好む人の理由でもある。ちなみにリアバンパーにもベーシックグレードとスポーツグレードで違いがあり写真はスポーツグレードでエアロ感のあるデザイン。

ベーシックグレードではこのようになる。
エンジンは46馬力のSOHC自然吸気、60馬力のSOHC インタークーラー付きマイルドチャージ、64馬力のインタークーラー付きDOHCスーパーチャージャーエンジンの3種類。バンタイプとベーシックグレードでは自然吸気、LS(ただし一部除く)はマイルドチャージという出力を抑え燃費とパワーを両立させたスーパーチャージャーエンジン(スズキのMターボに相当)、最もスポーティーなRSでは64馬力のDOHCスーパーチャージャーエンジンとなり、ガソリンもハイオク仕様となる。トランスミッションは5MTまたはCVTの2種類で、前期型にはなかったRSの5MTも中期型以降に追加されている。駆動方式はFFまたは4WDとなる。

インパネ。ここらへんは特に変更なし。

スピードメーター。RSグレードではタコメーターが付くが、それ以外ではシンプルなタイプ。

フロントシートはベンチシートタイプ。これはベーシックグレードのもので、

RSやLSではスポーティーなシート表皮となる。ちなみにベンチシートを採用したグレードも存在する。

リアシート。前期型同様にボンネットエリアを広く取り普通車のようなデザインなので、どうしてもリアの足元は狭い。

ラゲッジルームは割りと広く取られている。このあたりはスズキのKeiに似ている。

リアシートを倒した状態。
初代プレオの後期型は程よい高さと普通車らしいデザインにリアのマルチリフレクターランプが備わって、見た目が良くなったモデルである。旧来のデザインを好む人もいるが、キラキラしたマルチリフレクタータイプは見た目の美しさが上なのでそこは後期型のセールスポイントでもある。またスポーティーなRSでも同じくリアがマルチリフレクター化され、専用のWRブルーとも相まって同年代のインプレッサSTIを伺わせるデザインだった。マニアには今でも人気のある車種となっている。
後期型が登場した後に新型車「R2」が登場し、プレオのラインナップモデルはバンタイプとベーシックな自然吸気のみに集約された。が、R2の販売不振により2005年1月にLグレードが復活。同年5月にはLをベースにスポーティな外装とした「LタイプS」を設定。マイルドチャージエンジンにタコメーターを備えるライトなスポーツモデルだった。その後プレオの完全な後継モデルといえる2006年5月のステラ発売にともない再びグレードを縮小。最終的にはバンタイプのみとなって2010年1月まで生産され続けた長寿モデルであった。
中古車としては売れ筋のワゴンRやタントなどいかにも感のあるデザインの軽自動車が苦手人にとって魅力的な車種であり、売れ筋から外れていることと年式の関係から安価に購入可能となっている。室内空間では人気モデルにおよばないがスペース系にはない独特のデザインはプレオ固有のもので、そういった中古車購入層には一定程度人気にがある車種だ。
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