2015
05/30
土

スバルは普通車で既にBbのOEMモデルとしてデックスの供給を受けていたが、このディアスワゴンは軽自動車としては最初のOEMモデルとなった。ただ、他メーカーのOEMモデルのように専用のデフォルメはされず、エンブレムが六連星に変更されるだけのモデルにとどまっている。

フロントデザイン。先代のサンバーディアスワゴンでは一般的なハイ・ロー共通のヘッドライトだったがアトレーワゴンのOEM供給により、ムーヴ・カスタムでもみられるハイ・ロー独立タイプの4灯式となった。デザイン的にもオーソドックスだったフロントは、大型で自己主張の強いメッキグリルとインナーブラック化されたヘッドライトによってスポーティなデザインとなった。ただし、上述のとおりエンブレム以外はアトレーワゴンと同じなので、ベースと比較すると個性的とは言いがたいモデルでもある。

サイドから。

上級グレードの「RSリミテッド」では左後方の後部座席に電動スライドドアを標準装備する。

リア。エンブレム以外はベースと同じだ。アトレーワゴンを知らな人にとっては新鮮なデザインに見えるだろうか。
エンジンは全グレードで3気筒のターボのみとなる。トランスミッションは4ATのみで駆動方式はFRまたは4WDだ。

インパネ。設計年度が比較的新しいためデザインは今風だ。スピードメーターはタコメータ付き。

フロントシートはセパレートタイプ。

リアシート。

ラゲッジルーム。この手の軽自動車の特徴である広大な荷室だ。

リアシートを倒した状態。さらに荷室が拡大し、縦に長いものでも余裕で格納できる。
ディアスワゴンはアトレーワゴンの完全なOEMモデルということで、先代までのスバル製ディアスワゴンを知っている人からすれば魅力のないモデルである。完全なOEMとなったことでそれまでの特徴だった4気筒エンジン、スーパーチャージャー、四輪独立懸架式サスペンションは全て廃止され、これらの要求に答えることは出来ないモデルだ。正直、バッジだけスバルなアトレーワゴンを買う理由が見当たらないのが本音といったところ。ただ、そこまでスバルのメカニズムに拘らないのなら、このディアスワゴンもアリで、特に元々アトレーワゴンを買おうと思っている人にとっては、主張が弱いダイハツエンジンよりもスバルの6連星エンブレムのほうが新鮮味があり、あえてこちらを選んでも良いだろう。
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