2015
05/21
木


フロントデザイン。ベースは後期型の2代目エブリィワゴンで、大きなメッキグリルとハイ・ロー独立タイプのヘッドライトが特徴だ。日産にOEM供給するにあたり特に変更された点は無く、エンブレムが日産になっている程度である。これは既にOEM供給されていたマツダ版の後期型スクラムワゴンとほぼ同じ仕様となっている。

サイドから。この辺りは特に変更は無い。

ベースと同じく(両側または片方のみの)電動スライドドアを備える。

後期型ということで最初からクリアーテールを装備している。リアもエンブレム以外はベースと同じだ。
エンジンは3気筒のターボのみ。トランスミッションも4ATのみで駆動方式はFFまたは4WDとなる。この構成はベースと同じで、兄弟車のスクラムワゴン(後期)とも同じ構成となる。

インパネ。三菱製の初代と比べると設計年度が新しいためかなり新鮮だ。シフトノブはインパネタイプとなりフロアシフトの初代と比較するとその分スペースが生まれている。

スピードメーターはタコメータ付きとなる。

フロントシートはセパレートタイプ。

リアシート。

ラゲッジルーム。この手の軽自動車のウリで後部座席が起きていてもこの広さ。

リアシートは分割可倒式。全て倒せばかなりの広さとなる。
2代目の(NV100)クリッパーリオはモデル的にはほぼ2代目エブリィワゴンと同じ外観で、あまり個性のない軽自動車である。ただ、「エブリィワゴンといえばスズキ」という固定概念からしてみれば日産のエンブレムは新鮮で、一瞬違う雰囲気にも見えなくもないモデルである。タマ数的には同じOEMのスクラムワゴンよりも少なく、(希少だから)かといって中古価格的に安いわけでもないが、スズキの安っぽさ、マツダの良くないイメージの2つとも気に入らないけどワンボックス軽自動車が欲しいという人にはこの日産版は一考の価値があるかもしれない。なお、2015年にはベース車のフルモデルチェンジを受けて、日産版も3代目へとフルモデルチェンジしている。
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