2015
04/09
木

グレード展開も幅広く、VIVIOの後継とうこともあり商用のバンタイプから乗用はベーシックなモデルとスポーツモデルの3タイプを設定(スズキに例えるならワゴンRに商用バンとスポーツモデルが両立するイメージだ)。資金力が乏しい弱小メーカーゆえの販売方法だった。

フロントデザイン。台形のようなヘッドライトと横長のグリルでベーシック感が高いデザイン。誰からも受け入れやすいオーソドックスなものだが悪く言えば個性が無く、極端に可愛いデザインでもなければスポーティーなデザインでもない。

スポーツグレードではグリルデザインがメッシュ形状に変更され、大型のフォグランプとアンダースポイラーが付く。これだと少しスポーティーなデザインになる。

横から。プレオの特徴はサイドガラス。レガシイを彷彿とさせる6ライトウインドウになっており、この点からも普通車のようなデザインだ。

リア。コンビランプが旧式のレンズカットタイプなので見た目が少し悪い。後期型だとマルチリフレクタータイプに変更されている。
エンジンは4気筒のSOHCのNA、SOHCのスーパーチャージャー(マイルドチャージ)、DOHCのスーパーチャージャーの3種類。マイルドチャージは燃費重視の60馬力仕様で、もうひとつのDOHCスーパーチャージャーは64馬力のスポーツ仕様。ただしこちらはハイオク仕様となる。トランスミッションは5MTまたはCVTで、スポーツ仕様のRSグレードなのではマニュアルモード付き7速CVTとなる。その他スバル車伝統の4輪独立懸架式サスペンションを搭載している。

インパネ。

スポーツグレードではタコメーター付きのスピードメーター。

それ以外のベーシックグレード(マイルドチャージを含む)ではタコメーター無しとなる。

フロントシートはベンチシートタイプ。ただしベーシックグレードとスポーツグレードでは柄がことなり、上はベーシックタイプ。

こちらはスポーツグレード(ただしこれ以外にも違う柄のシートが存在する)。

リア。ボンネットエリアを広くとった設計なので室内はあまり広くなく、リアの足元も旧規格のヴィヴィオに比べれば幾分広いが、近年の軽自動車に比べれば狭い部類に入る。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
プレオはスバルが軽トールワゴン市場に放った最後発の軽自動車で、スバルらしさが詰まった1台である。独特のスタイリングに特にRSに代表されるスポーティーなキャラクターはこの手の他の軽自動車では見られないもので、個性が強い1台だ。その反面、スポーティー路線に振った見返りに室内空間は犠牲にされているので、特に最近のワゴンRやムーヴと比べるとどうしても室内が狭く感じてしまうだろう。ただ、1人か乗っても2人程度で通勤や街乗り専用であれば問題はないので、その点はトレードオフといったところだ。この前期型は年式が経過していることも有り中古市場ではかなり安価な部類に入る。状態をよく確認しなければならないが格安のこだわりのある足車としての使い方ができそうだ。
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-3088884606305163"
data-ad-slot="5682853689"
data-ad-format="auto">
- 関連記事
スポンサーサイト
メーカー別車種一覧