2015
04/07
火

2007年6月に登場したクリッパーリオ。三菱・初代タウンボックスのOEM供給を受けての販売となり、既にOEMされたいた車種から数えて5種類目の軽自動車となった。OEM開始当初はノーマル系のグレードのみだったが2007年7月にスポーティーな大型エアロを装着した特別モデルが追加される。それがこの「クリッパーリオ エアロバージョン」である。

「クリッパーリオ エアロバージョン」ではこの手の軽ワンボックスとしては異例のエアロバンパーを装着し、外観に迫力を与えたカスタムモデルである。

フロントデザイン。ベースとなったのは「タウンボックス M2」という同じく大型のエアロを装着した架装モデル。M2ではビューテックオートであったが、日産版はオートワークス京都製の持ち込み登録架装車となる。基本的にはM2のフロントバンパーを用いているが、三菱版の「M2」のロゴ部分に穴が開いており、クリッパーリオ専用となっている。バンパー自体はこの手のワンボックスでは(メーカー製としては)あまり見ない大きくスポーティーなフロントバンパーで、ダイナミックなフロントデザインを演出している。グリルも日産版専用でメッキタイプを標準装備。

サイドから。専用のサイドスカートを装着し横からもスポーティーなデザイン。

リア。コンビランプこそ共通で旧来のレンズカットタイプなためデザインが古臭いが、専用のリアスポイラーとバンパーを装着しこちらもスポーティーな印象だ。
エンジンは3気筒のNAとターボの2種類を設定(タウンボックスのデビュー当初は4気筒ターボがあったが排ガス規制によりOEM時には3気筒ターボのみとなっている)。トランスミッションは4ATまたは5MTで駆動方式はFRとパートタイム4WD(切り替えスイッチ付き)、フルタイム4WDの3種類となる。

インパネ。なお、後期モデルでは一部デザインが変更になっている。

さらにメーターパネルも前期と後期では違いがあり、

前期ではタコメーターとスピードメーターが左右対象に並んだタイプ。

後期では今風のスピードメーターを中心に左側にタコメーターが付くタイプとなる。

フロントシートはセパレートタイプ。こちらは前期でシート色がベージュ系。

後期ではバイオレット系となる。

リアシート。

ラゲッジルームはワンボックスタイプなのでかなり広い。

リアシートを倒した状態。

クリッパーリオのエアロバージョンは、ほぼタウンボックスのエアロカスタムであるが、日産のエンブレムと専用グリル、ダイナミックなエアロパーツで見た目にインパクトあるワンボックス軽自動車となっている。他人とは違うカスタム系のワンボックスを探している人に良い1台だ。ただ、ベースのタウンボックスM2よりも日産版はかなりタマ数が少ないので希少車となっている。もし中古車店で見つけたらかなりレアな軽自動車といえる。
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