2015
04/04
土


前期型では通称「ぶたっ鼻」と呼ばれた個性的なグリルは、五角形のペンダゴングリルへ変更されセンター部にはメッキのワンポイントが備わった。元々R2のフロントは可愛らしいデザインだったので、ブサイクなグリルが無くなってよりキュートなデザインが強くなった。これなら前期型のデザインでためらっていた人も大丈夫だ。

ちなみにこちらは前期型。ヘッドライト部は同じだがバンパーからグリルにかけてのデザインがかなり違う。

サイドから。このあたりは特に変更点は無いが、フロントガラスからボンネットにかけての傾斜が実に特徴なのがわかる。

リア。後期型における変更点は特にない。
エンジンは前期と同じくNAのSOHCエンジン(ベーシックグレード)、NAのDOHCエンジン(Rグレード)、スーパーチャージャー付きDOHCエンジン(Sグレードなど)の3種類。ただし、前期型でハイオク仕様だったスーパーチャージャーエンジンは2006年11月のマイナーチェンジでレギュラー仕様へ変更。最大トルクが10.5kgから9.5kgへ下げられた(過給器モデルについてはこちらを参照)。見た目は後期型でも年式によりハイオクorレギュラー仕様となるので注意が必要だ。トランスミッションはCVTと5MTのいずれかだが、前期型と同じく5MTはスポーツグレードには設定されない。駆動方式はFFまたは4WD。スバル伝統の四輪独立懸架サスペンションは健在だ。

インパネ。当初はベージュ系の配色だったが最終型付近でブラック&シルバー系のインパネが追加された。

なお、RグレードではNAでもタコメーター付きのスピードメーターとなる。

フロントシートはセパレートタイプ。シートに関しても最終型付近でグレードによりブラック系のシートが追加されたり、「レフィィ ビターセレクション」では赤系のシートも追加された。


リアシート。ワゴンRやムーブなどと比べると足元は狭い。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
R2の後期型は難点だったフロントデザインが改善され、受け入れやすいモデルとなった。前期型よりも可愛らしさが増しているので、女性向けというキャラクターが強くなった1台だ。過給器モデルは前期同様に用意されているのでそちらは男性向けだが、自然吸気ならストレートに女性にススメてみたい1台である。これ以後のスバルの軽自動車はすべてダイハツ製となり、R2の後継となるモデルも無いことから希少性の高い1台であり、個性あるデザインゆえの愛着湧きやすい車だ。ムーブやワゴンRに比べると室内の広さでは勝てないが、それを補うデザインの良さと衝突安全性を兼ね備えている。中古市場では年式が経過してきたこともあり(過給器モデル以外は)買いやすい値段も魅力的だ。可愛らしい、かつメジャーなダイハツやスズキ以外の軽自動車を探している人に良いのではないだろうか。
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