2015
01/31
土


フロントはミラでもムーヴにも似ていないスポーティーなデザインで、斜めに切り込まれたヘッドライトと中央部のオーソドックスなグリル特徴だ。

ちなみに前期型ではメッシュ形状のグリルだったが、後期型ではラインの入ったグリルに変更されている。

横から。ミラより若干車高が高く、ムーヴよりは低くなっている。ちょうどミラとムーヴとの中間程度(全高が1550mm)に設定、これによりほどよい高さのパッケージングを実現し、室内空間と見た目のバランスが上手く取れたデザインとなっている。

リアは横長のコンビランプを採用。軽自動車には珍しい4灯独立タイプだ。なお前期型ではマルチリフレクタータイプだったが、後期型ではコストカットなのか旧来のレンズカットタイプに変更されている。これは4代目のアトレーワゴンカスタムでも見られた現象である。

ちなみにこちらが後期型のリア。互換性があるので交換は可能だが購入の際は要注意だ。
エンジンは3気筒のNAとターボ、さらに4気筒ターボの3種類。4気筒ターボはスポーツグレードの最上位、「RS」グレードのみに設定されている(RSについては別ページを参照)。トランスミッションは5MTまたは4AT、CVTの3種類で、ターボモデルでは5MTも用意されるがこちらは3気筒ターボのみの組み合わせ(「R」グレード)となり、RSでは4ATのみとなる点に注意。駆動方式はFFまたは4WDで、RSの4WDのみサイバー4WDを搭載する。
※サイバー4WDについてはMAX RSを参照

インパネ。デザインそのものは軽自動車であるが、当時としては珍しいゲート式シフトゲートを標準装備し、ぱっと見高級感が出ている。

フロントシート。セパレートタイプだがサポートも付いており、セミバケットシートに似ている。

リアもフロントに似た形状。足元はムーヴなどと比べると少し狭めか。

ラゲッジルームは標準的な広さ。

ダイハツのMAXはちょうどよい全高から来るデザインやパッケージングが魅力の軽自動車で、ミラに近いけどムーヴほどワゴン感が薄いデザインが特徴だ。オーソドックスなNAモデルとスポーティーなターボモデルの2種類で新ジャンル開拓を狙ったが、元々高級&スポーティー路線の軽自動車だっため同時期に登場したライバルとも価格面で競合し、販売が振るわなかった。結果的にミラとムーヴの中間を狙ったパッケージングは中途半端に終わってしまった形だ。
中古市場では10年以上経過している関係からかなり安価で購入可能なレベルにある。重課税は気になるがNAであれば足車として重宝しそうな価格は、デザインを加味すると同年代のミラやアルトより魅力的である。
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