2014
11/21
金

軽自動車新規格後(1998年)にデビューした2代目ムーヴは、2000年にビッグマイナーチェンジを行った。デザインこそはそのままに、ヘッドライトをマルチリフレクター化。バンパーの変更やリアのコンビランプもデザイン変更が行われた。フロントは先代のイメージを引き継ぎながら、マルチリフレクターランプですっきりと近代的に。デザインナーはイタルデザインだっただけに非常に洗練されている。今見ると少し古いデザインだが、古き良き時代のデザインとも言える。

サイドにかけては特に変更なし。

リア。コンビランプが若干長くなり、、完全ではないもののマルチリフレクター化されている。特に前期ではウィンカー球がオレンジ色だったので、クリアータイプは新鮮だ。その他コンビランプに合わせてバンパーのデザインも変更されている。
エンジンはカジュアル系では3気筒のNAとターボの2種類。このL900系ムーヴはモデル展開が非常に多く、このカジュアル系とスポーティーな表ムーヴ、カスタム系の裏ムーヴの3種展開だった。特にカジュアル系でも前期型に存在したミラアヴァンツァートのような専用グリル&バンパーを用意されたムーヴ SR-XXは個性的なグレードだった。トランスミッションは3AT、4AT、5MTのいずれかで、駆動方式はFFまたは4WD。モデル末期では3ATが廃止され全車4ATまたは5MTとなっていた。なお、カジュアル系の後期ターボではすべて3気筒のみで、前期にあった4気筒ターボ&5MTの組み合わせは存在しない。

ターボ仕様ではボンネットにエアダクトが付く。

インパネ。ステアリングは良いが、他の部分で少し古さを感じるデザインか。ATではコラムシフト。

ATは全車ベンチシートとなる。ちなみに前期タイプではATでもセパレートだった。

MTではセパレートタイプ。

後部座席の足元は結構広い。

リアの荷室も結構広い。
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リアシートを倒せばかなりの空間が生まれる。
2代目ムーヴの後期はデザインに古臭さがあるものの、同年代のミラのようなオーソドックスなデザインが特徴だ。現行やその前のデザインにはどうしても慣れれないというユーザーには良いのではないか。見た目もマルチリフレクターランプなので、そこまで極端に古臭さが感じない。登場から10年以上の年数が経過しているため中古価格はかなり安く、普段の足車として重宝しそう。見た目がそこそこ良く、安くて使い勝手の良い軽自動車を探している人向けな1台だ。
ただし年数が古いので状態の確認をよくするように。
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