2014
10/28
火

スズキとの提携による軽自動車供給で、ハスラーの販売開始と一緒にマツダからフレアクロスオーバーとして販売されることとなった。かつてマツダには似たジャンルのラピュタ(Kei)が存在したが、これはその実質の後継車種となる。
先代ラピュタや現行のキャロルではマツダのアイデンティティを表現するために、エクステリアに若干の変更が与えられていたが、フレアクロスオーバーに至ってはエンブレムのみの変更で、その他はベース車と共通となっている。

アルミホイール中心のセンターキャップはマツダマークが入っている。なお、下位グレードでは鉄チンホイールにカラーリング(白orガンメタ)されたものが付く。

リアも基本的に同じ。マツダマークとフレアクロスオーバーのエンブレムが付いている。

色は黒系だと落ちつたい印象。

リアのラゲッジルームは狭い。

その分リアシートの足元は広い。

先代と同じく5:5の分割可倒式。

フロントのシートはベンチタイプに似たシート。フロアシフトでは無いので足元がすっきりしている。
エンジンは3気筒のNAとターボの2種類。トランスミッションは全車CVTのみ。ベースモデルの最廉価グレードにはMTの設定があったが、フレアクロスオーバーには設定されていない。駆動方式はFFまたは4WD。4WD仕様にはヒルディセントコントロールとグリップコントロールが付き、その他にも全グレードでエネチャージシステム、レーダーブレーキサポート、DSC(横滑り防止装置)、TCS(トラクションコントロールシステム)等が標準装備されている。この点もベースと同様だ。
他にはハスラーでは多彩なカラーリングが用意されているが、フレアクロスオーバーでは一部が省略されている。
マツダ版ハスラーであるフレアクロスオーバーは、先代ほどデザインに変更がなく外見上はあまり違いが無いようにみえる。ただ、本家ハスラーの受注が好調で、街中がハスラーだらけという点を考慮すると、エンブレムに違いのあるフレアクロスオーバーはちょっと変わっていて面白いかも。ここはあえてマツダ版という選択肢もありえる。
フレアクロスオーバーはハスラーと同じく、雪国でジムニーほどの本格的でなくとも多少の雪道に強くかつ使い勝手の良い車を探している人、面白い&個性的なデザインの1台が欲しい人にオススメな1台だ。
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AFTER「スバル ステラ(初代 RN1・RN2型)」
BEFORE「マツダ ラピュタ Sターボ(ラピュタワークス) (HP22S型)」
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