2014
10/18
土

2009年にフルモデルチェンジし4代目となったアクティトラック。見た目が2台目っぽくなった以外におおきな特徴は2代先祖返りのフルキャブオーバータイプになったことだ。先代の3代目では後輪タイヤの前にエンジンがある「アンダーフロア式MR」であったがホイールベースが長かったため旋回性が悪く、また運転席の足元も右寄りになっていて不評だった。さらに軽トラで一番使う荷台も狭く短くなっていたのでこちらも不評の原因だった。

参考までに3代目のサイドホイールベースが長く荷台も短い。

4代目のフルモデルチェンジではホイールベースを短くし旋回性を向上(最低半径3.6m)、キャビンを前に移動して荷台も拡大するなど先代の不評点を改善している。

リアは他社と似たようなデザイン。

エンジンは3気筒NAのみでトランスミッションは5MTまたは4ATのいずれか。4WDモデルに関しては5MTのみの設定で、農道モデルの「アタック」ではウルトラローとウルトラリバース、デフロックを装着した専用のトランスミッション(UL/UR付き5MT)が組み込まれる。

「アタック」グレードの室内。変速機がノーマルモデルと違う。

他社の軽トラでは副変速機のレバーが付いているが、ホンダのアクティトラックでは一体型。インプレッサのSTIのように真ん中のレバーを引き上げて変速するとウルトラローまたはウルトラリバースに入る仕組み。

デフロックのスイッチはインパネ部に備えられている。
4代目アクティトラックは、先代の不満点を改善し、フロントのデザインも他社と差別化されているモデルだ。現行で唯一のリアエンジン・リアドライブという点も希少な存在。軽トラを選ぶ際は重要な選考ポイントとなるだろう。
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