2014
09/21
日

デイズルークスのカスタムモデルであるルークスハイウェイスターをベースに、フロントのデザインを特徴あるパーツでカスタムしたのがこのライダー。普通車のライダー仕様と同じく横方向へのラインが特徴的。日産の軽自動車に対する意気込みが違うのか、2014年2月のデイズルークス登場と同時に設定された。

フロントデザイン。遠くからでもひと目で違いの分かるデザインはかなり特徴的&個性的で、所有感をもたらしてくれるデザインだ。フロントだけなら同カスタムモデルのセレナライダーや、エルグランドライダーのような雰囲気も出ている。軽自動車の(高級チックな)ミニバンともいえるデザインだろうか。

バンパー両サイドにはAUTECHによるLEDデイタイムランニングライトをオプションで備える。

横からのデザインはほぼハイウェイスターと同じ。アルミホイールはライダー専用品となっている。

リアのデザインも同じだが、専用のライダーエンブレムとオーテックエンブレムが付いている。コンビランプはクリアータイプでブレーキランプはLED仕様だ。
エンジン構成はハイウェイスターと同じで3気筒NAとターボの2種類を用意し、トランスミッションは副変速機付きのCVTのみで駆動方式はFFまたは4WDとなっている。この他安全装備としてエマージェンシーブレーキ、踏み間違い防止アシスト、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、EBD(電子制御制動力分配システム)を標準装備する。

インパネ。

スピードメーター。これはデイズのハイウェイスターと共通品だ。

フロントシートはベンチシートタイプ。デイズのライダー仕様と同じように専用品で、ジャカード織りの撥水シートとなる。

リアシート。

インテリア全体イメージ。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒すとかなり広くなる。ノーあるのデイズルークス同様にリアの天井付近にはリア専用のエアコンが付いており、夏場の後部座席も快適だ。
デイズルークス・ライダーは、外観がかなり特徴的なカスタムモデルである。タントカスタムやスペーシアカスタム、NBOXカスタムのいずれとも違うデザインは個性を主張する点で魅力的な1台といえよう。値段はカスタムモデルなのでライバルよりも少し高い(トールワゴン系では一番高い)が、デザインと引き換えのトレードオフだろうか。発売当初は自動補助ブレーキシステムなど安全装備で劣っていたが2014年12月のマイナーチェンジでこれが追加され不利な部分は無くなった。自動ブレーキが欲しい人で中古車を狙う場合はタマの発売時期に注意だが新車で買う分には特に気にする必要はない。デイズルークスのライダー仕様はライダー好きでハイトワゴンタイプが欲しいのであれば迷わずこれというカスタムモデルとなっている。
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