2014
06/15
日

1998年10登場のトッポBJ。ミニカトッポの後継として開発され、ミニカからは独立した名前となったトッポBJ。今でこそトールワゴンタイプが主流となったが、トッポBJはかなり前からこの背の高いデザインだった。そのトッポBJは2001年2月にフロントデザインの大幅変更を伴うマイナーチェンジを行い後期型となった。一般的にマイナーチェンジではグリルやバンパーのみの少変更となる場合が多いが、トッポBJの後期型ではヘッドライトの変更などがらりイメージを変えるマイナーチェンジとなっている。

フロントまわり。前期や中期型ではスクエアに近いヘッドラインだったが、後期型では曲線を意識した台形のような形に変更。ちょっと上質な感じが出ている。グリルも中期型から発展し上部には太いメッキラインを加え、バンパーも新デザインに。全体的には前期や中期と比べると上品な顔つきとなり、露骨なイメージが払拭された。

サイドから。フェンダーウィンカーがクリアー化されている。背の高さは健在。

リアのコンビランプも変更され、オレンジ部分がクリアータイプへ変更。またリアワイパーの位置も一般的な中部へ移動している。
エンジンは3気筒のNAとスポーツグレードには4A30型の4気筒SOHCターボと4気筒DOHCターボも用意された。ただし、排ガス規制をクリアできなかったため2002年9月マイナーチェンジで4A30型を含めターボモデル(スポーツモデル)は消滅し、最終的には3気筒エンジンのみとなった。トランスミッションは3ATまたは4AT、5MTの3種類で駆動方式はFFか4WD。

インパネ。後期マイナーチェンジではベージュ系のパネルが組み合わされる。AT仕様ではコラムシフトとなった。

スピードメーターに変更はなし。

自然吸気エンジン仕様でも5MTは継続設定。

フロントシートはAT仕様ではベンチシートタイプ。MT仕様では従来通りセパレートタイプとなる。後期型ではシート表皮がベージュ系へ変更されている。

リアシート。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。

トッポBJは生産から10年以上経過していることもあるが、今の人気がワゴンRやトールワゴンのタントの集中しているため、あまり人気がなく同年式のワゴンRやムーブよりもワンランク安く買えるだろう。オートマが旧式なため燃費は望めないが、街乗りの足車としてはその室内空間から大活躍だろう。安くて車内が広い足車を探している人にいい1台だろう。特に外観が前期や中期よりも良くなったので、後期型はオススメだ。また、5MT&ターボを楽しみたい人にはスポーツモデルの「R」もあるのでこちらも参照されたい。
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