2014
02/16
日

2011年2月に登場した3代目MRワゴン。初代MRワゴンから続くスズキのOEMモデルだが、2代目同様フロントフェイスはかなり手が込んでおり、ベースとはかなり違う。
両者を比較すると...


日産版は先代モデルの可愛らしい感じを継承しているが、本家スズキはがらっとイメージを変え、かっこ可愛い感じになっている。なお、フロント以外はエンブレムが違うだけで同じである。3代目モコでは先代の可愛らしいデザインを継承し、スズキのMRワゴンはかなり差別化された。ターゲットを明確に絞った戦略で、同じモデルでも顔つきが違う異例のモデルとなっている。

横から見ると、ボンネットが出っ張っているので普通車っぽい感じがある。

リアのコンビランプは先代と同じ位置にあるが、ウィンカーが一番上にきている。
エンジンは3気筒のNAとターボモデル。デビュー当初からターボモデルを設定していたが、2013年7月デビューの上級モデル、「モコドルチェ」にターボモデルが設定されたことでノーマルモコではターボが廃止。さらに2014年10月のマイナーチェンジではモコドルチェにもターボが無くなり完全に自然吸気のみとなった。トランスミッションは副変速機付きのCVTのみで、駆動方式はFFか4WD。なお現行モデルでは派生モデルのドルチェのみターボモデルが用意されている。

インパネ。センター部分のホワイトが特徴的でスッキリとより上品な感じになった。

スピードメーター。シンプルで見やすい自発光式。なおターボモデルでもタコメーターは付かない。

フロントシートはベンチシートタイプ。

リアシート。足元は広い。スライド機能を備えるので足元とラゲッジルームの広さを調節できる。

ラゲッジルーム。

リアシートを倒した状態。
モコはスズキからのOEM車であるが、そのデザインの違いから個性のある軽自動車だ。本家MRワゴンは、元々主婦層をターゲットにした車だが、パレット(現行モデルではスペーシア)の登場により主婦層から若者へとターゲットを変更している。そのためフロントデザインがかっこ可愛い顔面になっているが、こちらのモコではそれを感じない。ターゲットは変更せず、旧モデルの印象を受け継ぎ女性向けといった感じだろうか。
モコは本家MRワゴン同様、ワゴンRとはちょっと違ったかわいい軽自動車を探している人にぴったりな1台である。
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