http-equiv=”refresh” content=”3;URL=https://http://keicars-maniac.com/”>
fc2ブログ
軽自動車マニア

Welcome to my blog!

【初代・後期型】スバル プレオプラス(プレオ+) (LA300F/LA310F型)

2015/03/17
プレオプラス(プレオ+) 0
セダン(ハッチバック)タイプ 女性向け
プレオプラスはスバルのハッチバック型軽自動車。ダイハツ ミライースのOEMモデルである。本稿では初代LA300FおよびLA310F型の2013年8月マイナーチェンジ~を後期型と定義し、これを扱う。


LA300F_Plus (13)







2012年12月に登場したプレオプラス。車自体はダイハツのミライースのOEMモデルで、ベースと同じく低燃費がウリの第3のエコカーである。ベースのミライースは2011年9月のデビューで、遅れること1年3ヶ月後のことだった。

もともとベーシックなプレオは2010年からダイハツのOEMにより2代目が販売されいていが、そのエコモデルとして追加されたのプレオプラスとなる。ミラ&ミライースとの関係と同じように、プレオ&プレオプラスという風にプレオの派生車であることをイメージさせるようなネーミングが付いている。プレオプラスはミライースと同じく、低燃費と低価格を両立させた軽乗用車の本質を追求したようなモデルである。

プレオプラスの低燃費技術は車体の軽量化にはじまり回生ブレーキ、アイドリングストップ、高圧縮化エンジンの採用、ボディ形状による空力抵抗の低減など持っていた技術を1台にそそぎこむことで当時の軽自動車としては驚異的な33.4km/lを実現。それでいて一番安いグレードの新車価格はおよそ80万円からと低燃費でありながらハイブリッドや電気自動車よりもはるかに安い価格設定が魅力的であった。

そのプレオプラスは2013年8月のマイナーチェンジでフロントデザイン等の変更を行い後期型となった。後期型ではグリルが大型化され、かつ開口部を大きくしたバンパーにより存在感とスタイリッシュ感がアップ。ベーシックでありながらより万人受けしやすい顔つきへと変更された。この他イーステクノロジーをさらに進化させることでFFモデルでは燃費が33.4km/Lへと向上。さらにスマートアシストを一部グレードで採用するなど外観に加え燃費向上と安全機能がアップしたマイナーチェンジとなっている。

LA300F_Plus (16)

フロント。前期型ではグリルとバンパーの開口部は小さめだったが、後期ではこれを大型化。存在感に加えスタイリッシュ感をアップさせた。加えてバンパーも空力形状を意識した新形状(エアロコーナー)とし、フォグランプまわりと開口部をつなげることで全体的にワイドなイメージを与えている。なお、低価格なDやベーシックなL系グレードでは写真のようにボディカラーと同じグリル。上級グレード(L系とG系)では後期型ではじめてメッキグリルが標準装備となる。ちなみに、ミライースとの相違点はエンブレムのみ。

LA300F_First2.jpg

なお、こちらは前期型。フロントグリルとバンパーがよりオーソドックスな感じだ。

LA300F_Plus (19)

サイドから。背の低いハッチバックタイプだが、ボンネットエリアを切り詰め、かつフロントガラスを潜り込ませるようなデザインにすることで室内空間の広さを実現している。もちろん燃費に影響する空力特性もタントと比べると格段に良い。

LA300F_first (21)

Fグレード以上ではセキュリティーアラームを標準装備。

LA300F_first (4)

足元は最廉価のEグレードで鉄チンホイール。FとL系でフルホイールキャップ。

LA300F_first (12)

最上級のG系グレードではアルミホイールとなる。この他グレード別に最廉価グレードではドアミラーとドアハンドルが無塗装。それ以上ではカラードアミラーとシルバー塗装ドドアハンドル。LEDターンランプ付きドアミラーは最上級のG系グレードで標準装備となる。

LA300F_Plus (17)

リア。コンビランプはLED仕様で、この部分はベースと同じテールランプ。リアにかけても六連星エンブレムとプレオ+のエンブレム以外はベースと同じである。なお写真は後期型でテールランプがクリアー化。前期に引き続き商標権の関係で「エコアイドル」のエンブレムは付かない。2013年8月マイナーチェンジではエマージェンシーストップシグナルが全グレードで標準装備となった。

LA300S_last (1)

エンジンは KF型3気筒DOHC・NAエンジンのみの設定。最高出力は49ps(36kW)/6800rpm、最大トルクは5.8kg・m(57N・m)/5200rpm。2013年8月のマイナーチェンジで進化した「e:Sテクノロジー」が適用され、CVTサーモコントローラー、気筒別燃焼制御、EGRクーラーなどで燃費性能がアップ。さらに2014年7月のマイナーチェンジではエンジンの高圧縮化などでさらに燃費が向上。デビュー当初、FFモデルで30.0km/lだったものが、35.2km/lまでアップしている。トランスミッションはCVTのみで、駆動方式はFFまたは4WDとなる。安全装備としては2013年8月のマイナーチェンジでダイハツおなじみのスマートアシストを搭載したグレードが追加。このほか、横滑り防止装置のVDCはスマートアシスト搭載グレード(SA)で標準装備される。

LA300F_Plus (25)

インパネ。L系およびG系グレードでは前期とカラーが若干変更された。後期ではインパネの上半分がブラックカラーになり、上級感が与えられている。さらにG系では本革巻ステアリングホイール、それ以外ではウレタンホイールとなる。

LA300F_Plus (23)

スピードメーターはデジタル式。エコ運転を色で表示するようになっている。

LA300F_Plus (21)

フロントシートはセパレートタイプ。上級のG系グレードではシート表皮がブラックカラーに変更される。

LA300F_Plus (22)

リアシートの足元も広め。なお、後部座席にスライド機構はつかない。

LA300F_Plus (24)

ラゲッジルームは標準的な広さ。

LA300F_Plus (15)

リアシートをフルフラットにした状態。座席は一体可倒式だ。

プレオプラスはハイブリッド技術を使わない第3のエコカーであるミライースのOEMであり、エンブレム以外は変更点が無いのだが、ダイハツとは違った六連星エンブレムが全体的に車のイメージを少しだけ変化させている。兄弟車種として先にトヨタへもピクシスエポックとして供給されているが、見た目にトヨタ版とはまた若干の違いもある。ミライースを購入しようとしている人は被ることが少ないスバル版でも一考の価値があるだろう。
燃費に関しては複数ののマイナーチェンジを繰り返しトップの座にいたが、ライバルスズキの8代目アルトのデビューで2番手となってしまった。ただ、8代目アルトは癖のある顔つきなので、従来通りオーソドックスな方がいいという人も居るだろう。そういったオーソドックスで燃費の良い軽自動車が欲しいけど他人と被りたくないという人がこの車のターゲットといったところか。


style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-3088884606305163"
data-ad-slot="5682853689"
data-ad-format="auto">

関連記事
スポンサーサイト



Comments 0

There are no comments yet.